岩手県内では5月20日、新たに270人の新型コロナウイルスへの感染確認が発表された。1日の患者数が前の週の同じ曜日を下回るのは、これで7日連続。
感染が確認されたのは、盛岡市で75人、奥州保健所管内で50人など、あわせて270人。
先週の金曜日(5月13日)と比べ22人少なく、7日連続で前の週の同じ曜日を下回っている。
20日に公表された患者のうち、4割近い100人が10代以下となっている。
新たなクラスターは、盛岡市内と奥州管内の高齢者施設と二戸管内の福祉事業所などであわせて5件確認された。
県は「全国的な傾向と同様に県内も患者数が横ばいの状況」との認識を示している。
県内で入院している人は70人、重症の人はいない。自宅で療養中の人は2771人。
また県は、現在実施しているワクチンの集団接種を、8月7日まで新たに4500回分追加で実施すると発表した。
会場は滝沢市のツガワ未来館アピオで、6月11日と12日の分の予約を5月23日(月)から受け付けるとしている。
なお7月30日以降については、4回目接種も対象となる予定。
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