
10月7日(土)、午後2時に仕事を終わらせ、一泊二日のショートトリップ。
今回の行き先は、標高2000メートルにある美ヶ原高原・王ヶ頭ホテル。
中央高速調布ICから車を走らせ、一路岡谷ICへ。
インターを降り国道20号、142号、ビーナスラインへ。
ビーナスラインのヘアピンカーブをこれから見る景色を思いながら
徐々に高度を上げ走っていく。
もうあたりは夕暮れ間近。すれ違う車も少ない。
午後5時、山本小屋に到着。ここでホテルより迎えのバスを待つ。
あたりはすっかり暗闇。この時の気温2℃。
わずか3時間の移動で秋から真冬の世界に来てしまった。
王ヶ頭ホテルから見る夜景はすべて群青色。
東京のネオンに慣れている眼は、この黒でもない、紺でもない暗闇に
濃淡がある事に気が付く。
中秋の満月を過ぎた月は、静かな闇を月あかりで照らし、月の河となってここまで降り注ぐ。
冬の星座たちが瞬き始める。物音ひとつしない世界はとても神聖な世界。
流れの速い雲がさぁ~っと影をつくる。雲間から見える月は幻想的。
翌朝、5時。外をみると白々と明るくなってきている。
日の出前が一番冷え込むのは、花市場で体感済み。ここでも然り。
5時48分、雲の切れ目からのご来光!標高2000メートルからの日の出は格別。
真っ青な空に
早朝の月と雲の上からでた虹
上空2000メートルを飛ぶ鳥の姿が・・・。まるで雄大な景色を切り取っているかのよう。
山頂付近はすっかり紅葉し、
あと2週間後には、初雪が降るそう。そして駆け足で冬へと季節は変わっていく。
ビーナスラインが通行止めになる冬期も、ホテルは営業しているとの事。
南極観測隊で使用しているのと同じ雪上車で送迎するという銀世界のここに
また再び・・・。
わずか24時間、東京から往復400kmの旅なのに、時間距離以上のものを
深く心に残してくれた。
大自然の中に身を置くと、人間は小さい存在。
様々な事に囚われている日常をゆっくりとほぐし優しく、また時に厳しく包み込む。
自分は自然の中の一部だと確認し、雄大な空の彼方に大きく深呼吸をする。
更け行く秋の夜、旅の空に・・・ 帰路に着く車中でつい口づさんだ一節。
雄大な景色も 小さな季節の移ろいも日本人だからこその心を
大事にしていきたい。そんな気分・・・
P.S 今回の旅のプランニングは いつものS.Tetsu氏。
また心に沁みる旅を是非とも・・・
タミヲ















