一人暮らしの高齢者などの自宅を訪問し、半ば脅すようにして、
物品を買い取っていく行為を「押し買い」というそうです。
貴金属価格が上昇したことで、金やプラチナなどの貴金属を相場より大幅に低い価格で強引に買い取り、
行方をくらます業者が相次いでいるのだとか。
不意に来訪した業者から買い取りを勧誘され、
冷静に判断できないまま契約してしまうケースがほとんどだそうです。
オーソドックスな手口としては、
「古い着物などがあったら買い取る」という口実で高齢者宅を訪れ、そのうえで、
「ブランド物の製品や宝石などのアクセサリーがないか」ともちかけるようです。
着物を買い取ってくれるというので、安心して貴金属類を業者に見せると、
市価の10分の1程度の価格を提示して強引に契約を迫り、
わずかなお金を置いて貴金属類を持ち去ってしまうのだとか。
連絡先も告げずに立ち去る業者が多いため、泣き寝入りする被害者が急増しているそうです。
金の高騰で、また新たな犯罪行為が出てきましたね。