家庭連合汎牧会者協議会

家庭連合汎牧会者協議会

Family Federation Ministers Council

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家庭連合汎牧会者協議会声明文


2013年4月30日、家庭連合牧会者協議会発足声明文を発表した後、2013年5月15日、5月31日、6月14日に会合を開き、志をひとつにしました。開拓、前職、現職の牧会者を含む拡大された意味で“家庭連合汎牧会者協議会”と名称を変更することにしました。今のこの時、摂理史において非常に重要な運命の分岐点です。危機的な現統一家の内部の事態に対する責任を痛感しつつ、根本的解決のために良心ある牧会者が立ち上がり、率先して正義の行動を実践することを約束し、私達は次のように訴えます。


統一家は、破壊された神様のみ旨と摂理を正しく立てなければならない。

真のお父様は生涯を通して、神様のみ旨と摂理をこの地上に実現する為、最善を尽くされました。私達の先輩、同僚たちも、その崇高な志に侍って生きて来ました。このみ旨は、これからも私達の後輩と子孫が必ず継承し、成し遂げなければならない宿命でもあります。しかし、残念なことに、今日の統一家の指導部は、神様のみ旨と摂理に正しく侍ることが出来ず、摂​​理に逆行するという愚を犯して来ました。そして、私達が軽蔑して来たただ信じるだけの信仰文化までもが教会内に深く根を下ろし、食口を正しく教育し、指導しなければならない牧会者さえ、現実に妥協した生活をしています。ここに私達は、今からでも神様のみ旨と摂理に対する責任心情と主人意識を正しくたてることに、良心ある牧会者が先頭に立つことを要求します。


真の父母様と真の家庭の失墜した道徳的権威を正しく立てなければなりません。


教会指導部は、自分たちの非原理的な動機と目的のために起こした統一家内部の対立、特に訴訟に真の父母様までも巻き込み、結果的に最も守らなければならない真の父母様と真の家庭の道徳的地位と権威を、最も悲惨な立場へと墜落させてしまいました。


真の父母様が一生を通して、血と汗と涙で作り上げた真の愛の偉大な業績と霊的権威が、教会指導部の誤った判断と選択により、一瞬にして崩れたのです。真の父母様と真の家庭の基盤が再び回復されずしては、摂理は一歩たりとも前進できないことを私達は知らなければなりません。一部では、祝福家庭もしくは弟子たちが真の父母様を信じさえすれば、真の家庭がなくても摂理が発展し、み旨を完成させることができると主張しますが、それは原理的にとても間違った神様のみ旨と摂理を軽視する高慢から始まった考えです。そのため、私達は、神様のみ旨と摂理を正すために、いかなる犠牲を払ってでもすべてに優先して、真の父母様と真の家庭の崩壊した基台を立て直すことに全力をつくさなければなりません。


真のお父様が天一国の経典、憲法、最後の遺言として制定された原本天聖経、平和神経、家庭盟誓を中心とした8大教材教本を必ず守らなければなりません。


真のお父様が生前、天一国の経典、憲法、最後の遺言として制定された天聖経、平和神経、家庭盟誓を中心とした8大教材教本を無視して、天一国の経典を新たに制定するという深刻な事態が起こりました。さらに、教会指導部は“文鮮明先生御言選集”を再収集し、自分達にとって不利であると判断される内容を削除した後、再発行するという想像を絶する事まで犯しました。真のお父様が制定された8大教材教本に絶対に手を触れてはならず、み言の原文を原型のまま保存しなければならないという真のお父様の厳重な警告、遺言を、真のお父様が聖和されて間もなく、このように無視し、真のお母様を盾として一方的に推進している指導者の行動を、牧会者は決して黙認してはなりません。特に、日本統一教会指導部は、新たに作成された本を利用して、日本の食口から過度な献金を集めようとする計画を公的に推進していますが、お金を目的としたみ言の販売行為は、歴史的な審判を避けることができません。
そのため牧会者は、真のお父様が制定された原本天聖経、平和神経など8大教材教本と“文鮮明先生御言選集”が本来あるべき姿に直ちに復元されることに死力を尽くし、現教権の専横を防がなければなりません。


祝福中心家庭の価値と資格を再び取り戻さなければなりません。


現在、ほとんどの食口は、真の家庭と統一家が直面した絶体絶命の危機状況に対して無関心であり、傍観して来ました。教会指導部の方針に盲目的に従ってきました。これは、統一家の内部において、腐敗したリーダーシップが容易に力を得ることとなり、最終的に、統一家全体が病の温床となっています。もしも統一家の祝福家庭に、み旨に対する情熱と確固たる原理的基準を持って不義に対して堂々と立ち向かうことができる良心ある自覚と勇気があったならば、絶対に今日のような状況は起こらなかったことでしょう。そのため、私達は祝福中心家庭が再び本来の健全なる資格を備え、天一国の主人として立ち上がれるよう協力し、助け合うべきです。




家庭連合汎牧会者協議会
Family Federation Ministers Council

2013.6.24






世界基督教統一神霊協会から世界平和統一家庭連合と続いてきた統一家の摂理史60年は、真の父母様と共に一生を捧げた牧会者と祝福家庭による蕩減と犠牲の道であった。名もなく光もなく、公義の苦難の道を歩んだ牧会者と多くの食口の歩みは、唯一、原理と真の愛の情熱により神様だけが記憶される原理勇者の厳しい開拓の天路行軍であった。

個人は家庭のために、家庭は国家と世界と天宙のために生きようと、個人の栄誉も家庭の幸せさえも省みず、み旨に若さを捧げて生涯を生きて来た統一家の誇りある人生であった。そして我々は基元節に向かって、ついに自分の名前で祈ることができる祝福中心家庭として生まれ変わることができ、真の家庭を定着させて、神の国を実体的に建てる天一国主人として召命された。

牧会者は、高貴でありながらも孤独であった。我々はみ旨のために生き、み旨のために死のうという心情で、統一運動の最も先頭に立ち、統一家を引っ張ってきた指導者であった。祝福家庭は、このような牧会者を個人の能力や年齢、出身地に関係なく、自分のアベルとして心から尊敬し、助け合い、ひとつとなって摂理を進めて来た。

しかしここ数年、統一家は、基元節を目前に数十年の血と汗と涙で築いた真の父母様の業績と摂理的基盤を根こそぎ破壊してしまった。真の家庭と統一家が守ってきた道徳的権威は完全に崩壊し、真のお父様はこのような惨状の中で聖和され、み旨に適った基元節を迎えることのできない親不孝を犯してしまった。

このような惨状が発生したことの重大な責任は、我々現役牧会者にあることを告白する。牧会者は、統一家の良心の砦として、摂理と原理を何よりも大切にし、真の家庭の四位基台を地上に定着させ、真の愛の価値と理想が広がる祝福家庭を正しく指導すべきであった。しかしいつしか、一部の指導部と牧会者の意識の中に保身主義と私利私欲の文化が深く根付き、摂理を破壊する悪質な行為を黙認し、援助し、ついに間違っていることを知りながらも忠誠を誓った。特に、摂理的長子である顯進様に対して無慈悲な人格殺人と偽りの非難を浴びせた指導部の横暴に便乗し、真の家庭の基盤と秩序を破壊する直接的または間接的な共犯者となってしまった。

結局、統一家は、もはや天が期待できないほど無残に崩れ落ち、指導者は摂理的中心人物として備えるべき精神的基盤と道徳的権威を失ってしまった。

このような状況を霊界からご覧になられる真のお父様の目には、今、血の涙が溢れている。そして真のお父様に代わって真のお母様と真の子女様が、良心的な公職者と祝福家庭が、ヨセフとダビデのような義にかなった聡明な2世たちが、真の父母様を人類の師として尊敬してきた平和大使たちが、このような困難な状況を克服し新たな摂理を出発することを切に願っておられる。

ここに家庭連合前•現役の牧会者達は、開拓時代の牧会者の精神に戻り、真実と正義を正し、崩れた摂理を再び起こし立てなければならない時である。痛烈な後悔と共に、統一家がこれ以上、非原理的で反摂理的な行動を繰り返さないように、防がなければならない時である。白衣軍の心情で、内部の戦いを終え、真の家庭と祝福家庭が再び団結することができるよう、積極的に取り組まなければならない時である。

我々はこのような趣旨で、牧会者の良心と正義を正すための「家庭連合牧会者協議会」を発足し、現在の統一家の事態に対して連帯責任を持って、力を合わせ、真の家庭と統一家の失墜した道徳的権威を回復し、一日も早く完全に調和させ、摂理を正常化させる為に先駆けていくことを明らかにする。

このような自発的な努力のもと、現場において信念と情熱を燃やしてきた現職牧会者の熱い支持と参加を呼びかける。

2013. 4.30.
家庭連合牧会者協議会