少年たちの初夏 鍵の蛇巻き(3) ~ 田原本町 八坂神社
2010年6月6日、奈良県は田原本町鍵でおこなわれた野神行事
、「鍵の蛇巻き」(かぎのじゃまき)。
「2.ひっぱれ!ひっぱれ! どっすーん! 」のつづきです。
農機具のミニチュアをおさめた箱「ドサン箱」は、行列から先行していました。
軒にたてかけられて、待ちぼうけ。
この日は、地元の人にまじって、他方のカメラマン、報道関係者が大勢来られていました。
重さ200キロの蛇頭をかかえ集落を巡行します。
少年たちの父は、笑い声をあげながら、手をかし、または助言をします。
少年たちの母、また、姉、妹たちは、やいやい囃し立てながら、エールをおくっています。
集落のお兄ちゃんのあとにつづく、弟たち。
大人たちの「ひっぱれ
」のかけ声とともに、渾身の力をこめて、蛇の尻尾をひきます。
これもひとつの通過儀礼なのでしょうかね。
蛇を降ろしては、ひとやすみし、再び巡行をつづけるという繰り返しです。
炎天下です。
暑いので、
蛇の頭の上でお茶がふるまわれます
集落をまわった後、地区外れの「ハッタハン」と呼ばれる八王子塚にある榎(ヨノミとよぶそうです)に巻きつけます。
こうして、鍵の蛇巻きは終えていきます。
そして集落では、生命あふれる夏を迎えることになるのですね。
関連記事
いつでも誰かが きっとそばにいる
復元された弥生時代の高層建築物 唐古・鍵遺跡、楼蘭
ノガミさんの男祭。 大和の野神行事
「また奈良?いえいえ。これは、日本の宝です。『奈良大和路の年中行事』 」
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重さ200キロの蛇頭をかかえ集落を巡行します。
少年たちの父は、笑い声をあげながら、手をかし、または助言をします。
少年たちの母、また、姉、妹たちは、やいやい囃し立てながら、エールをおくっています。
集落のお兄ちゃんのあとにつづく、弟たち。
大人たちの「ひっぱれ
」のかけ声とともに、渾身の力をこめて、蛇の尻尾をひきます。これもひとつの通過儀礼なのでしょうかね。
蛇を降ろしては、ひとやすみし、再び巡行をつづけるという繰り返しです。
炎天下です。
暑いので、
蛇の頭の上でお茶がふるまわれます

集落をまわった後、地区外れの「ハッタハン」と呼ばれる八王子塚にある榎(ヨノミとよぶそうです)に巻きつけます。
こうして、鍵の蛇巻きは終えていきます。
そして集落では、生命あふれる夏を迎えることになるのですね。
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ひっぱれ!ひっぱれ! どっすーん! 鍵の蛇巻き(2) ~ 田原本町 八坂神社 【動画あり】
2010年6月6日、奈良県は田原本町鍵でおこなわれた野神行事、「鍵の蛇巻き」(かぎのじゃまき)。
前回の記事は、こちら、
「1.ノガミさん出発! 鍵の蛇巻き 」
八坂神社を後にして、集落の路地を巨頭の蛇が巡行します。
頭持ち(かしらもち)を担当する少年たちは、重さ200キロの蛇(じゃ)の頭を担ぎ、勇ましくも進みます。
おや、右側にぼーんやりとしている人がいますね。
ワタシです
(経緯は後ほど
)
この日は、地元の人以外にも、他所からの見学者もかけつけていましたね。

まだ幼い子たちも、何年かのちには、頭持ちを務めます。
お兄ちゃんの背中をみながら、蛇の尾をささえます。
長い道にでると、なにを思ったのか、大人たちがけしかけます。
「ひっぱれ
ひっぱれ
」
・・・は?

喜々として子供たちが、ひっぱりはじめました。
・・・ええ
前へ進もうとする蛇頭が、そっくりかえります。
尚も、綱引きがつづけられます。
やがて・・・
どっすーん
頭持ちの少年たちが耐えきれず、頭を落としてしまいました。
さて・・・
この写真の経緯ですが、

今回、蛇巻きを記事を執筆するにあたり、色々検索していたら、当日、そこに居合わせた方にバッタリと出会いました。
mikipuuさんです。
私がうつりこんだ写真をいただきました。
mikipuuさんの、蛇巻きの記事が、こちら「奈良・京都 *Photographic Library* ― 鍵の蛇巻き2010 」です。
迫力のある写真で紹介されています。
つづきます。
2010年6月6日、奈良県は田原本町鍵でおこなわれた野神行事
、「鍵の蛇巻き」(かぎのじゃまき)。
目次はこちら
「ノガミさんの男祭。 大和の野神行事」
前回の記事は、こちら、
「1.ノガミさん出発! 鍵の蛇巻き 」
ひとつ前の記事は、こちら、
「1.そのころ、今里では・・・ただいま準備中 今里の蛇巻き」
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鍵の蛇巻き
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今里の蛇巻き
「1.そのころ、今里では・・・ただいま準備中 今里の蛇巻き」
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前回の記事は、こちら、
「1.ノガミさん出発! 鍵の蛇巻き 」
八坂神社を後にして、集落の路地を巨頭の蛇が巡行します。
頭持ち(かしらもち)を担当する少年たちは、重さ200キロの蛇(じゃ)の頭を担ぎ、勇ましくも進みます。
おや、右側にぼーんやりとしている人がいますね。
ワタシです

(経緯は後ほど
)この日は、地元の人以外にも、他所からの見学者もかけつけていましたね。

まだ幼い子たちも、何年かのちには、頭持ちを務めます。
お兄ちゃんの背中をみながら、蛇の尾をささえます。
長い道にでると、なにを思ったのか、大人たちがけしかけます。
「ひっぱれ
ひっぱれ
」・・・は?


喜々として子供たちが、ひっぱりはじめました。
・・・ええ

前へ進もうとする蛇頭が、そっくりかえります。
尚も、綱引きがつづけられます。
やがて・・・
どっすーん
頭持ちの少年たちが耐えきれず、頭を落としてしまいました。
さて・・・
この写真の経緯ですが、

今回、蛇巻きを記事を執筆するにあたり、色々検索していたら、当日、そこに居合わせた方にバッタリと出会いました。
mikipuuさんです。
私がうつりこんだ写真をいただきました。
mikipuuさんの、蛇巻きの記事が、こちら「奈良・京都 *Photographic Library* ― 鍵の蛇巻き2010 」です。
迫力のある写真で紹介されています。
つづきます。
2010年6月6日、奈良県は田原本町鍵でおこなわれた野神行事
、「鍵の蛇巻き」(かぎのじゃまき)。
目次はこちら
「ノガミさんの男祭。 大和の野神行事」
前回の記事は、こちら、
「1.ノガミさん出発! 鍵の蛇巻き 」
ひとつ前の記事は、こちら、
「1.そのころ、今里では・・・ただいま準備中 今里の蛇巻き」
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ノガミさんの男祭。 大和の野神行事
鍵の蛇巻き
「1.ノガミさん出発! 鍵の蛇巻き」
今里の蛇巻き
「1.そのころ、今里では・・・ただいま準備中 今里の蛇巻き」
「また奈良?いえいえ。これは、日本の宝です。『奈良大和路の年中行事』 」
- 奈良大和路の年中行事/田中 眞人

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ノガミさん出発! 鍵の蛇巻き(1) ~ 田原本町 八坂神社
はじめての方は、こちらからごらんください。
「ノガミさんの男祭 大和の野神行事 」
田原本町は鍵、八坂神社は、集落の片隅にあるこじんまりとした神社です。
野神行事 、鍵の蛇巻き(かぎのじゃまき)。
五穀豊穣を祈願するこの神事は、八坂神社からはじまります。
鳥居の前に、どてーんと圧倒的な存在感をしめす藁のカタマリがあります。
鍵の蛇(ジャ)です。
頭の重さは200キロになります。
この蛇頭をかつぐのは、頭持ち(かしらもち)と言われる14歳から17歳の少年たちの役目です。
この祭には、もうひとつの目的は、少年たちが無事に祭をおこない、大人の仲間入りを果たすことです。
神社のまわりや境内は、青い法被を着た集落のひとたちで、わきかえっています。
神主さんが登場し、いよいよはじまります。
蛇の頭にかけられた竹竿の先には箱がくわえられています。
「ドサン箱」といい、中には農具のミニチュアがおさめられています。
主役たちが、蛇のまわりにあつまります。
今か今かと、まちわびる子供たち。
しっぽの部分を担当する子供たちは、まだ、まだ幼いですね。
あと何年かすると、お兄ちゃんのように頭もちをつとめることでしょう。
お祓いをとりおこなわれます。
いよいよ、蛇は、八坂神社を後に、集落を巡行します。
・・・が、
「・・・・・・・」
200キロがもちあがりました
少年たちの必死の形相
「うわわわわわ
」
なんとか、鳥居をくぐりましたが・・・・
いったん、蛇を着地させます。
少年たちは無言ですが、
「おい、どーする?」
「無理じゃね?」
・・・目がそう、いっているようです。
大人たちの助言により、
体格、力の差で、配置をかえます。
再び、蛇はもちあがります。
さぁ、ノガミさんの巡行がはじまります
あとから、未来の頭持ちの子供たちがつづきます。
さて、いかなる巡行となることでしょうね。
「2.ひっぱれ!ひっぱれ! どっすーん! 」につづきます。
その頃、お隣の今里では?
「1.今里では・・・ただいま準備中 今里の蛇巻き 」にもつづきます。
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田原本町は鍵、八坂神社は、集落の片隅にあるこじんまりとした神社です。
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頭の重さは200キロになります。
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お祓いをとりおこなわれます。
いよいよ、蛇は、八坂神社を後に、集落を巡行します。
・・・が、
「・・・・・・・」
200キロがもちあがりました

少年たちの必死の形相

「うわわわわわ
」
なんとか、鳥居をくぐりましたが・・・・
いったん、蛇を着地させます。
少年たちは無言ですが、
「おい、どーする?」
「無理じゃね?」
・・・目がそう、いっているようです。
大人たちの助言により、
体格、力の差で、配置をかえます。
再び、蛇はもちあがります。
さぁ、ノガミさんの巡行がはじまります

あとから、未来の頭持ちの子供たちがつづきます。
さて、いかなる巡行となることでしょうね。
「2.ひっぱれ!ひっぱれ! どっすーん! 」につづきます。
その頃、お隣の今里では?
「1.今里では・・・ただいま準備中 今里の蛇巻き 」にもつづきます。
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