第47回スプリンターズS(GⅠ) 血統分析



注目馬はこちら

派乱度★★☆☆☆



久々の血統分析となりますが今週も
今まで通り、過去5年の好走馬の血統
を第3世代まで主に父、母父をメイン
に分析していきたいと思います。




2012年


1着 ロードカナロア
    キングカメハメハ(ミスプロ系)×ストームバード系
2着 カレンチャン
    クロフネ(ヴァイス-リジェン系)×グレイヴソン系
3着 ドリームバレンチノ
    ロージズインメイ(ヘイロー系)×ミスプロ系



2011年

1着 カレンチャン
   クロフネ(ヴァイスリジェント系)×グレイソヴリン系
2着 パドトロワ 
   スゥエプトオー(ミスプロ系)×サンデーサイレンス系
3着 エーシンヴァーゴウ
   ファルブラヴ(ノーザンダンサー系)×ミスプロ系

2010年
1着 (ノーザンダンサー系)×(ターントゥ系)
2着 サクラバクシンオー(PG系)×ミスプロ系
3着 フジキセキ(サンデーサイレンス系)×リボー系
3着 シンボリクリスエス(ロベルト系)×ミスプロ系



2009年
1着 キングヘイロー(リファール系)×ニジンスキー系
2着 チーフベアハート(ダンチヒ系)×ターントゥ系
3着 サクラバクシンオー(PG系)×ミスプロ系


2008年
1着 クロフネ(ヴァイスリージェン系)×ヌレイエフ系
2着 フジキセキ(サンデーサイレンス系)×リボー系
3着 チーフベアハート(ダンチヒ系)×ターントゥ系



次に中山芝1200での活躍種牡馬を見ると

~特注種牡馬~
[スニッツェル:3-3-1-4/11]
勝率
27.3%、連対率54.5%、複勝率63.6% 

[クロフネ:4-6-1-15/26]
勝率
15.4%、連対率38.5%、複勝率42.3% 

[ダイワメジャー:2-5-1-12/20]
勝率
10.0%、連対率35.0%、複勝率40.0% 

[キングヘイロー:7-1-4-16/28]
勝率
25.0%、連対率28.6%、複勝率42.9%





ミスプロ系の活躍が群を抜いて目立っ
ており、ここ3年で見ればミスプロ系が
必ず連対している。ミスプロ系というと
スピードというより切れとパワーを両立
させる血統だが、中山の芝は函館や
阪神ほど重くはないが京都や府中に
比べると芝が軽いため、ある程度の
パワーが要求されるのだろう。

中山芝1200での種牡馬別の成績を
見てもクロフネ産駒やキングヘイロー
産駒を始め、やはりスピードというより
もパワーとスタミナを兼ね揃えた系統
の馬が活躍している。






出走馬の中でミスプロ系産駒

3、アドマイヤセプター
4、サンカルロ
5、マヤノリュウジン
6、ドリームバレンチノ
7、ハクサンムーン
8、パドトロワ
9、サドンストーム
10、ロードカナロア
14、マイネルエテルネル





以上
血統分析から読み解く推奨馬


ロードカナロア

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第47回スプリンターズS(GⅠ) データ分析



派乱度
★★☆☆☆


秋のGI シリーズ開幕を告げる芝の短
距離王決定戦・スプリンターズS。
2005年からは「グローバルスプリント
チャレンジ」に組み込まれて海外の
有力なスプリンターも参戦するように
なった。しかしここ2年は日本馬が馬券
圏内を独占しており、今年は海外から
の参戦が少ないため、連覇を狙うロード
カナロアを筆頭に国内の一流スプリン
ターを中心に見ていきたい。


それではデータをご覧下さい

人気別成績<データは過去5年>
1番人気      (1-1-0-3)
2番人気      (1-2-0-2)
3番人気      (1-1-0-3)
4番人気      (0-0-0-5)
5番人気      (0-0-0-5)
6~9番人気     (1-1-5-13)
10番人気以下   (1-0-0-34)


前走人気別成績
1番人気      (5-3-1-21)
2番人気      (1-1-3-12)
3番人気      (0-0-3-15)
4番人気      (2-1-1-10)
5番人気      (1-1-0-11)
6~9番人気     (0-1-1-27)
10番人気以下   (0-1-0-16)


前走レース別成績

セントウルS           (4-4-4-42)
北九州記念           (2-0-1-3)
キーンランドC        (1-3-1-16)
安田記念            (1-1-1-6)
アイビスSD            (1-0-0-8)
函館スプリントS        (0-0-1-8)
高松宮記念          (0-1-0-5)
シャティンヴァーズ(香港)  (1-0-0-0)
香港マイル(香港)      (0-1-0-0)

性別成績

牡馬         (6-8-8-93)
牝馬       (4-2-2-30)

年齢別成績
3歳        (1-0-1-12)
4歳        (4-1-5-16)
5歳        (1-6-2-33)
6歳        (2-2-2-32)
7歳以上     (2-1-0-30)


人気別成績では10番人気以下の
激走はなく人気馬決着となること
が多いが、6~9番人気の中穴が
3着に食い込むことも多い
ため3連
系の馬券を買うなら人気馬を軸に
中穴まで抑えておきたい。

だが前走人気別成績を見ると6番
人気以下の活躍は少ない
ため中穴
を選ぶ際は前走で人気があった馬
に絞るべきだろう。

次に前走レース別成績ではセントウル
S組は出走数こそ多いが連対率は14.8
%とそこまで高くない。一方で北九州
記念、キーンランドC、安田記念組が
連対率20%をマークし活躍している。

性別成績では牝馬が高い連対率を
マーク。また3番人気以内に限れば
(4-2-0-5)と連対率50%を超える活躍

を見せているため人気の牝馬には
今回も注目しておきたい。

最後に年齢別成績を見ると4歳馬が
一つ抜けた活躍を見せているが、
一方で3歳馬は不振傾向。人気の
3歳馬は危険と言えるだろう。




=推奨馬のポイント=
・上位人気馬
・前走上位人気馬
・人気の牝馬
・4歳馬
・前走北九州記念
・前走キーンランドC
・前走安田記念


その他の狙える馬
単勝2倍台の1番人気(3-1-0-0)
・前走重賞1番人気の牝馬(4-1-0-2)
・5番人気以内の池添騎手(2-2-0-1)


★その他の危険馬★
・単勝3倍台の1番人気(0-1-0-3)
・前走重賞以外(0-0-0-17)
・4番人気以下の牝馬(0-0-2-25)





続いてコース分析です

中山競馬場
 

今回の舞台となる中山芝1200は
回りの向正面、坂の頂上からのスタ
ートしゴール前の坂下まで下り続き
となる。当然この3~4コーナーは全
競馬場の中で屈指の高速コーナーと
なる。馬群は勢い良く高速コーナーを
曲がり余勢を駆ってゴール前の急坂
を駆け上がる。テンが速い分、最後の
坂の存在は大きいがゴール前の直線
は310mと短いため後方一気はよほど
のことがない限りは決まらない。


次にデータをご覧下さい

枠順別成績
1枠       (0-0-0-10)
2枠       (0-1-2-7)
3枠       (0-0-0-10)
4枠       (1-0-0-9)
5枠       (1-1-0-8)
6枠       (0-0-1-9)
7枠       (2-2-2-3)
8枠       (1-1-0-8)

脚質別成績
逃げ      (1-0-0-4)
先行      (2-2-2-13)
差し       (2-3-2-27)
追い込み    (0-0-1-20)


過去5年の成績を見ると枠順別成績
では外枠の活躍がやや目立つが、
コース的には序盤に前へ行ける方
が有利なため内枠でも割り引く必要
はないと思われる。


脚質別成績を見ると、やはり逃げ
先行馬の活躍が顕著に表れている。
逃げ先行重視で問題ない。




好走枠;外枠
連対脚質;先行

 





以上から現時点推奨馬は
ロードカナロア
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△パドトロワ
△フォーエバーマーク






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凱旋門賞特集~PART2~



今週も先週に引き続き凱旋門賞2013の
特集をお書きします。
先週は日本馬のオルフェーブル、キズナ
2頭とオッズについて取り上げましたが
今回はそんな日本馬の敵となる主要
外国出走馬について詳しく見ていきたい
と思います。




<特集トレブ>

 
 
 牝馬3歳
国;フランス
脚質;差し
通算成績(4-0-0-0)

現在オルフェーブルに次いで2番人気
となっている同馬は、通算成績4戦4勝
と未だに負け無しと底知れぬ実力を
秘めている。7月のディアヌ賞(仏オー
クス)では2着に4馬身差をつけ圧勝、
またレコードタイムを2秒も更新
させた
また15日に行われた凱旋門賞を目指
す牝馬によるGIヴェルメイユ賞(芝
2400、同舞台)では断然人気に支持
され期待通りの快勝。
凱旋門賞では
近5年でヴェルメイユ賞をステップに
した馬が3頭も連対(08年ザルカヴァ、
11年シャレータ、12年ソレミア)して
おり、斤量面を考えても日本馬にとって
最大の強敵となりそうだ。


<特集ノヴェリスト>


 

 牡馬4歳
国;ドイツ
脚質;先行
通算成績(9-1-1-1)

ドイツの怪物ことノヴェリストは現在
重賞5連勝中と勢いに乗る馬で1日に
行われた独GIバーデン大賞(芝2400)
では断然の1番人気に支持され2分
33秒90の勝ち時計で優勝。前々走の
英GIキングジョージ6世では5馬身差
のレコードタイムで圧勝。
昨年のフォ
ワ賞ではオルフェーヴルの2着に入った
メアンドル(牡5)に馬身半差の3着だった
が4歳になり頭角を現した現在、日本馬
の強敵となるのは間違いないだろう。



 <特集ルーラーオブザワールド>

 
 
 牡馬3歳
国;イギリス
脚質;差し~追い込み
通算成績(3-1-0-1)

馬名のルーラーオブザワールド
(Ruler Of The World)の意味は
『世界の支配者』過去に数々の
名馬を所有し、世界競馬の頂点
に君臨してきたクールモアがこの
名を同馬に授けたということは、
過去の名馬たちを凌駕するほど
の素質を同馬に見出したという
ことでしょう。
英ダービー馬の同馬
は前走のニエル賞(GⅡ、同舞台)
で日本馬のいキズナと日英ダービー
馬対決を演じ惜しくもハナ差の2着
敗れたが、キズナとほぼ互角の
実力があるだけに油断はできない
だろう。

 

<特集フリントシャー>

 

 牡馬3歳
国;フランス
脚質;差し
通算成績(3-1-0-1)

 凱旋門賞で史上最多7勝をマーク
する地元フランスの名門、A・ファーブ
ル厩舎からまた1頭スター候補生が
誕生した。初のGⅠ挑戦
となったパリ
大賞典(仏GⅠ、同舞台)では1馬身
半差で快勝
し一気に凱旋門賞最有力
馬として名を連ねた。しかし1番人気に
支持された前走ニエル賞ではキズナ、
ルーラーオブザワールドに敗れ4着。
結果的に本番での人気を落とす形と
なったがまだまだ実力は未知数な
だけに侮れないだろう。


<特集インテロ>

 
 
 牡馬3歳
国;ドイツ
脚質;先行
通算成績(6-0-2-0)

今年の仏ダービー馬のインテロもフリン
トシャーと同じく名門Aファーブル厩舎
所属。GⅠ3戦を含め重賞5戦に出走
するも1度も4着以下に敗れたことはなく

複勝率100%
とその安定感は抜群。
また3着となった2レースはいずれも
1600Mのマイル戦であり2000M以上の
中距離戦では負け無しのため凱旋
門賞でのコース適性に心配はない
だろう。







有力馬はまだまだいますが今回は現時点
で7番人気以下の馬のみ取り上げさせて
頂きました。とにかく今年の凱旋門賞は
かなりのハイレベルで、連覇を狙った
デインドリーム以下スノーフェアリー、
ナサニエルらが次々と回避した昨年と
は様相が違います。

1番人気はオルフェーブルとなって
いますが是非とも悲願の凱旋門賞
初制覇を成し遂げて欲しいですね。





日本では今週GⅠスプリンターズS
行われます。注目馬はこちら↓↓







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