つじうら煎餅とフォーチュンクッキー | フラワーデザイナー♪とももの花より団子

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花より団子なフラワーデザイナー【ともも】の日々雑感とシュガーロード(長崎街道)沿いに発展したお菓子とその背景の調査の記録です。
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 年末から年明けにかけて、辻占菓子についてブログに書いてました。
 
 一つのお菓子に着目すると、面白いもので情報が集まってきます。
 昨日、偶然テレビでフォーチュンクッキーのことを紹介している番組をみました。
 つじうら煎餅とフォーチュンクッキーの関係は、ちょっとだけ先日UPしたブログに書きましたが、今日はもう少し詳しくご紹介します。

 先日UPした内容
 つじうら煎餅のことはこちらをご覧下さい→☆☆☆
 つじうら煎餅2のことはこちらをご覧下さい→☆☆☆
 
 フォーチュンクッキーは、中に紙片(おみくじみたいな)が入っているお菓子です。紙片には運勢や、格言や聖書の一節などが書かれていて、アメリカやカナダの中華料理店において、食後に提供される事が多いお菓子です。

 形はまったく、つじうら煎餅と同じ。
 半月型を曲げた形で中に紙が入ってます。

 先日、平戸や太宰府で買い求めた物と形状は同じ。
 そういえば、昔、サンフランシスコのチャイナタウンで買ったフォーチュンクッキーも同じ形だったわ。(急に思い出しました・・・笑)

 昨日のテレビ番組によると、
 フォーチュンクッキーが登場したのは、アメリカ サンフランシスコに有る日本庭園「ジャパニーズ・ティー・ガーデン。このお庭は、1894年に開かれた国際博覧会の際に造園された日本庭園です。博覧会の終了後、日本人移民で庭師の萩原真氏はこの公園を恒久的な公園の一部にするよう提案し、自身も1925年まで公的な管理人を勤めたそうです。
 フォーチュンクッキーはこの庭園をおとずれた客に提供されていたお菓子でした。それが日本のつじうら煎餅から発想されたもので有るのは間違いないようです。

 中華料理店の食後に提供される事が多いため、中国のお菓子・・と思われがちですが、ルーツは日本にあったとうわけです。

 お菓子の歴史はやっぱり面白い♪としみじみ思います。


 写真は太宰府でみつけた、おみくじせんべい
割ってみると、中にこんな風におみくじがはいってます。
 


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~長崎街道(シュガーロード)に魅せられて~
 長崎街道(シュガーロード)は江戸時代に整備された脇街道の一つで、小倉の常盤橋を起点として長崎にいたるまでの路線です。長崎の出島に入った砂糖はこのルートを通って大阪や江戸に運ばれました。この砂糖が通った道沿いには、さまざまなお菓子が生まれることとなります。そして、時代が下って、炭鉱が華々しい頃にそのお菓子たちは筑豊で大きく花開く事になります。今では全国的に有名になっている【ひよこ】や【チロルチョコ】などは筑豊生まれのお菓子です。
 私はこのシュガーロードを歩いて、お菓子が生まれた土壌、文化などを調べたいと常々思っていた・・というわけです。小倉~長崎までの宿場町に繁栄したお菓子、今でも残っている古いお菓子、新しい時代のお菓子、絶滅しかかっているお菓子など調べますよ。そして長崎まで調べたら、南蛮菓子の故郷、ポルトガルへ・・・と野望をいだいております。

 近頃は、長崎街道からはみ出しております。あしからず・・・
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 街道に当てはまらないお菓子などのことは、テーマ、お菓子ストーリー・スイーツ女子の日々に書いています。

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