結婚しました。
先日、その式に出席してきました。
花嫁さん、すっごく綺麗でした。
二人とも、幸せそうで何よりでした。
歳が結構離れているせいもあってか、
俺にとって兄貴はあんまりいい存在じゃありませんでした。
喧嘩もいっぱいして、馬鹿にされて、幼心に死んじまえ!って思うことが、多々ありました。
でも今思うと、仕方が無かったのかもしれないです。
父親と馬が合わない兄貴が、反抗期というか思春期と言うか、
そういう微妙なお年頃に俺は、丁度やんちゃざかりのうるさい歳でしたから。
兄にとっても、鬱陶しかったでしょうね。
だから、あのクソ兄貴が結婚とか・・・。
今でもあの笑顔が忘れられません。
幸せになってくれて、本当によかった。
今なら素直にいえます。
結婚おめでとう。
兄貴が俺の兄貴で本当によかった。
たくさん虐められたけど、その分いっぱい遊んでくれた。
あの頃はそういう楽しい思い出が記憶の片隅に追いやられていましたけど、
今思い返すと、自分のわがままに結構付き合ってくれてたんだな、と思います。
一緒にゲームをしたり、ドッジボールの練習に付き合ってくれたり、
本当にありがとう。
家に居場所のなかった兄貴が、出会って選んだ彼女さんは素敵な人です。
末永く幸せにね。
さっさと出て行って欲しくて仕方が無かった兄貴が、本当に家を出て行って、
嬉しいような悲しいような、複雑です。
涙が止まらないのは、寂しいからじゃないです。
式のときに泣いちゃったのも、悲しかったからじゃないです。
兄貴が幸せになってくれたのが、ただ嬉しいんです。
兄貴が親父と喧嘩して、辛い思いしてたのを、俺は知っています。
それが一度や二度じゃなかったのも知ってます。
家から追い出されて、車内生活してたのも知ってます。
仕事が見つからなくて、大学に一年多く通ってたのもしってます。
お金がなくて、がりがりに痩せてたのも知ってます。
だからこそ嬉しそうに
「嫁さんがご飯を作ってくれる」
っていう兄貴の姿に、愛おしさに似た何かを感じました。
よかったね、クソ兄貴。
大事な人だから、絶対に手放すんじゃないぞ。
リア充末永く爆発してろ!