フィギュアフォークラブOGの源平彩南選手が高校生最後の全日本女子オープン選手権大会で見事優勝を飾ることが出来ました。終始攻め続けてチャンスを自ら作っていた彩南。ラスト1秒で見事逆転に成功しました。
まず、感動する試合の背景には、対戦いただいた相手があってこそです。最後の最後までお互いどちらか分からない状態で闘いぬけるって本当に素晴らしいと思いました。
そして、日々指導頂いている指導者の皆さまや仲間、そしてご家族の存在は本当に大きいと思います。選手は1日にしてならず、小さいときからの積み重ねが実を結ぶのです。だからこそ、あやなは誰からも愛されています。沢山の指導者から、「良い選手だね!」と声をかけられます。ここで言う「良い選手」のとは何だろうか。女子オープンの帰り道、考えていました。
1)どこでも真面目に努力して練習すること。
2)誰とでも信頼関係を築ける人間性を育めること。
でしょうか。大抵は1)はどんな選手でもやっています。
ただ、2)については軽視してしまう場合も少なくないと思います。
もちろん結果が出ると、プライドやエゴも出てくることもあります。回りの誘惑も出てきます。それに惑わされるかは、自分の軸にあると思います。
沢山の方々が、アヤナを”良い選手”と言ってくださるのは、2)がしっかり伝わっているのだと思っています。練習中の彼女を見ると、しっかり後輩たちにも配慮し、自分の練習もしっかりする。自分に集中しながら、身配り気配り心配りが出来ています。
人間社会は、1人では生きていけません。特に学歴という1つのステップには、人に評価をしていただかなければなりません。今回、彼女やジュナの大学進学を見てきて、非常にそこが大切だと感じました。ただ、評価をされるためにどうするか、ではなく、心の底からの行動が評価につながることが大切です。
さて、話を戻します。
あやなの決勝、手を挙げられる彼女の表情には大粒の涙。
セコンドの後ろで応援している仲間も涙涙。。
そして、カメラやビデオを持つ我々も感激の涙を...。
当然、ピントも合うはずがありません。
けどこの写真から、彼女の努力、彼女の人間性、
とっても伝わるものがあります。本当に良い選手に育ちました。
指導の原点を改めて思いました。
あやなのような選手をこれからも育てていきたい!

