昨日のFFCチャレンジ13はとても良い試合が繰り広げられました。試合の緊張感の中で、選手達は様々な経験をしたことでしょう。私は子供の試合全てを審判していましたが、普段練習で詰めの甘い所が出ており、また反復しながら努力して練習してきた部分は成果が見られたり様々でした。怪我もなく、選手達も色々な経験から課題を見つけてくれたので良かったです。


ただとても残念なことがありました。試合に取り組む姿勢がFFCの選手全体的に乏しかったことです。それはスポーツマンとして一番大切なことです。途中、何度も試合を止めようとも思いましたが、他クラブも参加して頂いている手前、最後まで運営いたしました。


全員ではないのですが、具体的には

・シューズのヒモにテーピングをしていない。

・マットに上がる際、ハンカチの提示や一礼、マットを降りる際の一礼が出来ていない。

・試合前に意識的にウォーミングアップをしていない。

・上級生または社会人選手がチームをけん引していない。

・試合中、仲間の応援をしていない。試合を見ていない。


選手だけに過失があるのではなく、教えられなかったのも私の責任、深く反省しました。選手たちにとって、試合をどう捉えているのだろうか。チームをどう捉えているのだろうか。仲間をどう捉えているのだろうか。選手は本当に出来ないのか、故意にしないのか、分からないのか、色んな事を考えました。


どんな組織でも、そこに集団があれば、人間関係が成り立ちます。必然的に年上が年下を引っ張る、真似られる手本になる、リーダーシップを発揮することが求められます。自然と兄貴分になり、年下をしっかり指導できて、自分も相手も高められる役割を担ってほしい。


田所コーチも当初は午後もいる予定でしたが急用が入り欠席。誰がセコンドに入るのか、もし分からなければどうしなければならないのか。指導者としての立場からすると、手とり足とり選手が困難や心配にならないよう先回りをすることも必要かもしれない。教え過ぎても、教えなさ過ぎても自主性は育たない。その分岐点を色々と考えていました。


良い人間性は良い環境の中で育まれる。私は、これを絶対的要件の1つだと信じている。特に子供の模範になる大人が集まると、子供達は絶対に人間性豊かに成長する。チームに携わる指導者、選手、保護者、関係者、1人1人が高い意識をもって、集団のメリットを考え、共に悩み、共に解決し、共に成長していきたい。


昨日、試合後に子供達を集めてミーティングをした。

まだ理解できない子もいるだろう。分かっていても出来ない子もいるだろう。けど、君たちは今でも私にとって、とても素晴らしい子供達だと心から思う。優しい、真面目、正直、これらの言葉がぴったりの子供達ばかりです。それをスポーツ、レスリングの場で、更に引き出してあげたい。きれいごとを並べても、優しいだけの言葉を並べても、絶対に子供のタメにならない。本質をしっかり探り、その子の持つ良い部分をもっと引き出し、成功体験で自信をつけ、失敗体験から再挑戦する謙虚さを持ち、自分に出来るベストを取り組むことが、チームにも、更には選手達にも一番良い環境だと思います。


スポーツは成功と失敗の繰り返しで成長していきます。この"失敗"が気付ける機会につながり、後の成功につながることを願い、私の思いを綴らせていただきました。