多汗症治療として、「トリプルサクション法」というのがあるのでご紹介したいと思います。
トリプルサクション法はワキガ治療にもよく使われる方法で、マイクロレーザーを用いて汗がでる場所の汗腺を燃焼させ、特殊な治療器を挿入して切除するという方法です。
従来からある反転切除法などの方法では、多汗の原因であるエクリン汗腺を取除こうとすると、傷口が大きくなり皮膚がネクローシス(壊死)をおこしやすい、手術後の圧迫固定するため日常生活に支障がでるということがありました。
しかし多汗症治療としてのトリプルサクション法は、傷口が小さくてすむので、手術後の圧迫固定することも最小限ですみ、皮膚の合併症の心配も少なくなります。
手術の時間も両ワキであれば、局所麻酔を施したのち2時間程度で完了するそうです。
手術の効果が高く、汗をシャットアウトできて傷跡も小さくて済むので、優れた多汗症治療方法だと思いますが、特殊な機器を利用するという点でトリプルサクション法を施術する病院・クリニックが少ないこと、費用が他の方法に比べて大きくなること、などがネックになります。
ですから、トリプルサクション法を検討する際は、多汗症の悩みの強さと費用面を天秤にかける必要がありそ うですね。
もうひとつご紹介するのが「薬用デオドラントクリーム」を使用する多汗症治療です。
多汗症治療といっても一時的なものにしかなりませんが、前述したトリプルサクション法のように高額な費用 はかかりません。
薬用クリームはアルミニウム化合物を含んだクリームを使用し、ワキガや多汗の元であるアポクリン汗腺やエ クリン汗腺に蓋をしてしまおうというものです。
汗腺に蓋をすれば、汗が出にくくなり臭いも強くならないというわけです。
しかしながら、薬用クリームによる方法では、長くても6時間程度までしか効果が持続しません。
また、使用にあっては、抗生物質による副作用や、お肌に合うか合わないかを事前に確認する必要があります 。
デオドラントクリームは各メーカーからたくさん販売されていますから、じぶんに合った薬用クリームを見つけてください。