来るもの拒まず去る者追わず -2ページ目

ネバーランド

来るな!
みんながびくっとした。その怒号が寛司の発したものだとは、一瞬誰にも分らなかった。美国たちが目をパチクリさせている間に、寛司は突然駈け出すと、松籟館の玄関の扉の前にたちはだかるように振り向き、腕を広げ、乱暴に背中を扉にバンと打ち付けた。
寛司の顔は真っ青だった。誰もここを通さないという決意をあらわにしている。
美国は---そしておそらくほかのみんなも、なぜ寛司がそんなに怒っているのか理解しかねていた。いつも冗談混じりでふてぶてしく、怒ったところなど見たこともない男だけに、その尋常でない怒りに誰もが戸惑っていたのだ。
            (中略)
「あんたたちには会社や馴染みのの店や実家があるだろうけど、今の俺にはここしかない。俺の世界はここだけだ。俺は、こいつらと一緒に、ここで毎日飯食って暮らしてるんだ。これは、俺のだ。あんたたちのじゃない。俺の人生も尊重してくれたっていいじゃないか。俺の部屋に入るな。ここには入ってこないでくれよっ
寛司の目には、悔し涙が浮かんでいた。そのことに気付くと、誰もがハッとして目をそらした。悄然とした、いたたまれない空気が漂う。
それっきり、寛司はうつむいて押し黙ってしまった。他に口を開くものも、動こうとする者もない。


いやあ秋も深まってまいりました。
読書の秋でございます。

今日、無機化学の授業でネバーランドを読み終わりました。
やっぱり恩田陸の作品はおもしろい。学生の青春って感じ。

題名がネバーランドなだけにファンタジー的な要素があるとおもいきやでした。
松籟館をネバーランドに置き換えてその中に住む親から距離をおいた学生4人の物語といった感じでした。

こんな学生もの読んでるとなんか俺も中高のころにやり残したモヤモヤ感が芽生えてしまう。
こーしとけばよかったなー、あーしとけばよかったなー。
まあ言い出したらきりないけど。

でも部活はもっとマジでやってればよかったと当時の部活メンバーとよく話をする。
顧問がなかなか熱いし練習もキツくて当時は土日の午後練がほんま憂鬱やったりしてたけど今になってみればありがたいことやったなと感じます。

せっかくの休みやのに土日両方つぶしてまで練習の場をつくってくれて。
涙、涙、ありがとうオリバー。

この前久しぶりに部活行ったけどもう知ってる後輩がいなくなってることにびっくりしたね。
知ってるのはオリバーとクレアと藤原さんだけ。
完全away状態やったなー

そういえばオリバーが今度OB戦企画してくれるゆうてたから期待してまっとこう。
懐かしのメンバーにも会える。楽しみや。