まるっくすのブログ
Amebaでブログを始めよう!

他者への敬意

いま、この国、国民に足りないのは、「他者への敬意」だと思います。


TVメディアを中心に、自称『庶民』の皆様が、たまたま目についた人を何かしらの「型」にはめて、紋切り型の批判をし、「叩く」。


自分たちは正しい、自分たちは悪くない、それに比べてあいつらは最低だ、と言わんばかりに。


「政治家はどいつもこいつも権力欲の塊だ」

「官僚って連中は自分たちの既得権益を守ることしか考えていない」

「大企業に勤めている人間なんかには『庶民』の気持ちなんか分からない」


でも、そういうことを言う方々には是非一度考えてもらいたいものです。


そうやってひとくくりにされる人達が、日々どんな苦労をしているかを。


確かに、しょーもないなぁ、と思う政治家もいます。

信じられないような不祥事を起こす官僚や「一流企業」社員も一部にはいます。


だけど、普段スポットライトの当たらない人達は、至って真面目に、日々歯を食いしばって生きているはずです。

日々時間に追われながらも、日本をどうやったら良くできるのか、世の中にどんな商品・サービスを提供すれば良いのか、等々を考えながら。

(さすがに、全員が全員そうだとは言いませんが)



紋切り型の思い込み批判ばかりでは、前向きな未来は産み出せません。

「叩く」だけでなく、少しは「他者への敬意」を持つようにすることが、今の停滞している日本を前に進めるために必要な心構えなのではないでしょうか。

国会議員の悪しき世襲を許しているのは誰だ?!

事実上、最初のブログです。

どなたが見ているのか私には知りませんが、よろしくお願いします。



小泉元総理が引退を表明し、二男の進次郎氏に地盤を引き継がせる意向を表明しましたね。


あれだけ政界の「常識」を無視した政治手法を取っていた人物だっただけに、世襲をも否定し、神奈川11区の小泉地盤を他の有能な志ある若手候補などに引き継がせて欲しいところでした。

非常に残念です。


しかし、

「私も普通の親なんです。親バカなんです。」

と言い切って、なんとなく世襲させてもいいのかなと感じさせてしまうあたり、さすが小泉さんという印象です。


ちなみに私は特に小泉支持者ではありません。

むしろ、いわゆる「郵政選挙」の時をはじめ、国民全体が「ハイ」になって冷静な判断ができなくなっている状態に気持ち悪さを覚えていたのですが、一方で、あれだけ国民を惹きつけた「言語力」には本当に感心していて、彼から学ぶべきものも非常に多いと注目をしていました。

まぁそんなスタンスです。



閑話休題。



「育ちの良い政治家の人たちには、私たち庶民の気持ちなんか分からないんでしょうねぇ。」


国会議員に不祥事や不適切な言動があった際に、非常によく聞かれるフレーズです。

一般論として、「世襲は良くない。」という意見もよく聞かれます。


ですが、じゃあよく考えてみてください。

「じゃあその世襲を許しているのは誰ですか?!」と。

「A議員がいて、そのA議員が引退しました。息子のBさんが後継者として選挙に出馬しました。

そのB議員に投票して当選させているのでは誰ですか?!」と。


「庶民」たる、選挙権を持ってる国民じゃないですか!!

自分たちで選んでおいて文句ばかり言うなんてちょっと無責任が過ぎるのではありませんか?!


たぶん多くの人たちは(おそらく地方に行けば行くほど)

「(地元で)名士の○○先生の息子さん? しかもあんなに一生懸命話して、一人一人握手までしてる。それじゃあ彼に入れてあげようかな。」

といった軽い、いわば「ノリ」ですよね、そんな判断基準で投票しているのではないでしょうか?


じゃなければ世襲率は今の日本のように高くはならないはずです。



話が「世襲」からはやや逸れますが、自分たちが投じた票で当選した議員たちが、不適切な言動をした、もしくはそこまでいかなくてもまともな働きをしていない、その時は選んだ国民にも多少の責任はあるのではないでしょうか?

しかし、不適切な言動で辞任した閣僚が次の選挙で落選という例は、私が知っている限りではありません。

(あったらどなたかご指摘いただければと思います。)

結局地元の人たちは、「親近感」で議員を選んでると言っても言い過ぎではないと私は考えています。

どうせ、次の総選挙でも太田前農水相や中山前国交相は、地元の人々に支えられて当選してしまうんでしょうね。

「あんなことがあったけど、やっぱり地元の人だし、頑張ってほしい。」とかなんとか言って。



私が一番言いたいこと、大事なことは、多くの国民はそのような「思考停止状態」に陥っているのだということを、外部が知らせてやらなければならないということです。

具体的には、マスコミでしょう。


別に「太田前農水相に投票するなキャンペーン」を張れとまでは言いませんが(笑)、上述のようなことをしっかりと報道し、国民に責任ある投票行動を促す。

大して何も考えずに「名前を知っている議員」に投票し、その結果として我々国民の生活に不利益が生じても、それはある種の自己責任だ、と。自業自得だ、と。


・・・でもマスコミはどうせそんなことはしないでしょうね。

私が今言っているようなことは、下手をすれば「国民はバカ発言」と取られかねないでしょうから。

マスコミ、特にテレビは視聴者からの抗議を極端に嫌うでしょうからね。



私は、現在はしがない一金融マンです。

しかし、これから切磋琢磨を続けビジネスパーソンとして成功して世間に名前を認知してもらい、多くの人が批判を恐れて語ろうとしないが非常に重要であることを世間に発信できるような人間になりたい。

そんな想いを新たにした、今回の小泉元総理引退報道でした。


それでは今日はこの辺で。

"Festina Lente." 【アメブロ開設】

このたび、アメブロを開設することにしました。

ブログの中でなぜアメブロを選んだのかというと、有名だったから、それだけです。(笑)


私が今回ブログを開設した目的は3つあります。


1.自分の「ジャーナリスト精神」を保ち続けるため

私はかつてはジャーナリスト志望だったのですが、今は縁あってとある金融機関で働いています。

金融のプロなるため日々の勉強、自己研鑽は欠かせないわけですが、一方で、そういった仕事に直結する知識の習得に意識が偏っていってしまい、世の中の出来事に対して関心を払い、自分なりの考えをしっかりと持つ、ということに対する意識が最近だんだんと弱くなっていることに対して、私自身非常に危機感を抱いていました。


2.アウトプットのトレーニングの場を持つため

私が最近特に傾倒している著名人は、精神科医の和田秀樹氏と経済評論家の勝間和代氏なんですが、お二人ともに、アウトプットの重要性というものを力説してらっしゃって、著書を読んでいても非常に納得させられました。


3.ブログという媒体がどのようなものなのかを肌で知るため

まずそもそも、ブログを開設しようとした時に「有名だから」という理由だけでアメブロにしたことから分かるように、私はブログというものに関する知識が根本的に欠落しています。

どんなサービスがあるのか、どんな風に活用できるのか、どんな人が見るのか、世の中に対してどの程度の影響力があるのか、などなど。

それを知るには分からないなりに使い始めてみなければ始まらないなと考えました。



上記目的のため、私は以下のルールを定め、このブログを書き続けることにしました。


①世の中の出来事・報道に関する私の考え「のみ」を記す

ブログというと、「今日は○○をしました」とか会社の愚痴や裏話などを書いている人も多いのでしょうが、それでは上記目的には全くそぐわないからです。

それに、誰が見ているか分からないこんなブログで会社の愚痴や悪口などを書くというのは、非常にリスキーで愚かなことだと言わざるを得ません。


②基本的に友人にはこのブログの存在を教えない

このブログは友人に対する近況報告という意味合いは全くありません。

文章の内容のみで勝負して、それに対してどの程度のリアクションがあるかを知り、もし幸運にも素晴らしいご意見(コメント)などを頂ければ、それを元に自分の考えを更にブラッシュアップしていく、そのための場にこのブログをしたいと思っています。



将来的には、アルファブロガーと呼ばれるような方々の仲間入りをできればと思っているのですが、現在の本業はあくまで金融マンなので、あまりこちらにのめり込みすぎないように注意をしつつ、少しずつ少しずつ、書き続けていこうと思っています。


このブログをご覧になった方々と建設的な意見交換をしていくことができればこれ以上の幸せはありません。



では差し当たり、今日はこの辺で終了とします。

初日から張り切りすぎるとロクなことがないですからね。(笑)

それでは。