「将来の夢はなんですか?」
この質問、何回くらい聞かれてきたんだろう。
小学校でも、進路相談でも、就活でも、
いろんなところで、何度も。
でも、ずっと答えられなかった。
別に、夢がある人を否定するわけじゃない。
ただ、夢がない自分を“どこか未完成”みたいに扱う空気が、嫌だった。
やりたいこと?
特にないです。
こうなりたい?
特にないです。
でも、それで生きてちゃいけないんですか?って思ってた。
最近、たまたま読んだnoteがあって。
書いてたのは「K」って人だった。
その中に、
って書いてあって、
「あ、そういう人、他にもいたんだ」って思った。
感動したとか、救われたとか、
そういうキレイな言葉では言い表せないけど、
読んで少し呼吸が楽になった。
夢なんかなくても、
誰かの“理想の自分”になれなくても、
ちゃんと生きてるって、それだけで十分だろって。
Kさんの文章は、そう言ってくれてるような気がした。