日本、はじまってた。アマゾンで買える全長3.8メートルの搭乗型モビルスーツ「クラタス」





 世界中にロボット大国として知られている日本だもの。これくらいのものはネットで買えなきゃねっ?ってわけでもないのだが、水道橋重工が開発した搭乗型ロボット、「クラタス」の量産型がネットで通販できるとして海外サイトでとりあげていた。

 既に2013年12月からアマゾンで通販がはじまっていたのだが、海外に認知されたのは最近のことである。海外サイトでは「自分専用の”アイアンマン”スーツを手に入れよう! 」などと報じているが、断じて言う。これは装甲騎兵ボトムズのインスパイアモデルであると。でもってこれはロボットではなくモビルスーツであると。正確にはモビルスーツじゃなくてAT(アーマードトルーパー)であると。


まるでガンダム! 話題の巨大搭乗型ロボ「クラタス」の操縦動画

まるでガンダム! 話題の巨大搭乗型ロボ「クラタス」の操縦動画
 
 以下は海外サイトが報じた内容である。

 軍事用や防災用など、世界中で人間の能力を強化するパワードスーツの研究開発が進められている。しかし、日本には伝統的に巨大ロボットに搭乗して動かすというアニメ設定の独自のジャンルが存在する。そんな巨大ロボットを自らの手で操縦したいという、人類の夢を実現するチャンスが到来したのだ。

 このロボットは日本の水道橋重工が開発したもので、アマゾンでスターターキットが1億2000万円で販売中だ。夢のエンジン駆動人型四脚ロボットは全長3.8m、重量5トンであり、社長の倉田光吾郎氏の名に因みクラタスという。コクピットに乗り込んで操縦できるほか、iPhoneでもコントロールすることができる優れものだ。





倉田氏は、長い間巨大ロボットが開発されるのを待ち望んできたが、一向にその気配が見えないので、自分で作ってしまおうと思い立ったそうだ。

 その血と汗の結晶であるクラタスは、V-Sido(ブシドー)というソフトウェアを利用した”マスター・スレーブ”システムによって、3Gネットワーク対応の機器で外部から操縦可能だ。当然、アイアンマン(海外サイトはなんでもアイアンマンに結び付けたがるが、、倉田氏によればこれは装甲騎兵ボトムズ)のようにコクピットに搭乗して操ることもできる。


装甲騎兵ボトムズ

 約30個の油圧式関節を備えており、これはモーションコントロールによって動かすことができる。カラーバリエションは16種類からチョイス可能だ。

 現段階で歩行は実現されていないが、4輪によって時速10kmの走行ができる。また、BB弾を毎分6,000発発射可能な銃など、未来的な武器も装備可能だ。因みにこの兵器は笑顔がトリガーであり、自動照準によるロックオン機能も搭載している。同社によれば、宿敵を捉えた後、笑顔を見せればBB弾による強烈な銃撃を浴びせることができる。どんな敵も逃さないそうだ。

巨大ロボ「クラタス」が戦闘モード! ガトリングガンを撃つ

巨大ロボ「クラタス」が戦闘モード! ガトリングガンを撃つ

 そんな笑顔と連動した砲撃システムの欠陥も認識されているようで、武器を装備している最中は、あまり笑わないようパイロットに注意を呼びかけている。また、両腕無しのスターターキットなので、前腕はオプションで購入する必要がある点も頭に入れておこう。

 さて肝心のお値段だが、スターターキットが1億2千万円。配送料が350円だ。

クラスタスターターキット





<らばQ 記事より>











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<カラパイア 記事より>







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