山梨 中央道トンネルで崩落 火災も発生



梨県警察本部高速道路交通警察隊によりますと、2日午前8時ごろ、中央自動車道の上り線の笹子トンネルの中で崩落が起き、複数の車が巻きこまれている模様だということです。
また、トンネル内では火災も発生しているということです。

現場付近を車で通行していた記者によりますと「山梨から東京方面に車で向かう途中にトンネルの内壁が崩れ落ちてきた。自分は通過できたが付近にいた車が巻き込まれたようだ。トンネル内では黒煙があがり火災も起きているようだ」と話しています。
また、この記者によりますと、笹子トンネルの上り線は大月側の出口から白い煙が出ていて、中央自動車道は上下線とも車がとまっています。
トンネルの中の様子は見えませんが、事故が起きたトンネルからは人が次々と歩いて外へ出てきているということです。
山梨県警察本部高速道路交通警察隊によりますと、崩落が起きた現場はトンネルの中の真ん中よりも上りの大月市よりの場所で、トンネルの中からは黒い煙が上がっていて、消防のレスキュー隊が現場に向かっているということです。
日本道路交通情報センターによりますと、この事故の影響で中央自動車道は午前8時すぎから、大月ジャンクションと勝沼インターチェンジの間で、上り下りとも通行止めになっています。
事故があった中央自動車道の笹子トンネルは、山梨県の甲州市と大月市にまたがり長さはおよそ4.3キロ。
トンネル内はほぼ直線で上下線とも2車線となっています。





<NHK NewsWeb 記事より>