心印は雪というものが全然わかっていませんでしたw
知識では雪でバイクに乗るのは無謀だとわかっていましたが、大阪育ちの私は、実際に雪の上を走ったことはなく、実感としてそれがどういうことかは今回思い知らされました。
道場の前は帰る頃には、雪が5cmくらい積もっただけです。東京にしては大雪なのでしょうが、東北の方に比べると大したことはない(仙台は19cm積もったそうです!)
5cmくらいの雪なら普通に歩けるし、バイクは重量があるから、雪の中に沈んでちょうど走りやすいくらいではないかなーと甘く見ていました(笑)
で、バイクを動かそうとしたのですが・・・スコップで雪かきをした分しか進めません。
新しい雪にタイヤを突っ込むと、雪が車止めと同じ形になってしまいそれを乗り越えられないのです!
人間の力で進めなければエンジンかけて進めばいいやと思って、エンジンかけて進もうとすれど・・・後輪は空しく雪の上でぐるぐる回るだけで全く前進力にならないのです!
おお!! これがスリップということか!!(爆)
結局、汗だくになりながら5m(それも雪かきした部分だけ)しか進めず、仕方なくバックして元の位置にバイクを置いて電車で帰りましたとさ。
遅れは出たものの、普通に電車が走るのはすごいなーと電車会社の方達に感謝しました。
雪の地方の方には当たり前なのでしょうが、私には初めての経験でした。
次の日、火曜坐禅会の後は、なんと区役所の方でしょうか? 道場のバイクの位置まで私のためだけに雪かきをしてくれていました!! 心の中で合掌して感謝し、無事にZZRを家まで連れて帰りました。
