皆様体調は如何でしょうか?

いつまで経っても秋らしくない変な気温。。。

もう亜熱帯。

クーラーが壊れる前に増設を依頼しました。

 

さて、PCGSから沢山帰って来ましたのでネタは充分!笑

 

今回のお題はこれ。

 

  新1円小型銀貨 明治36年

Nikon Z8 + Nikkor Z MC 50mm f/2.8

 

これはもう2年近くグレーディングに出していて自分もすっかり忘れていた円銀。

店で受取りの際に「これオレのなんか〜?出した覚えが無いんだわ〜笑」

と、よくよく思い返してみると、そうそう。

 

〜〜〜40年前〜〜〜

 

小学校の時にこのコイン屋にてどうしても円銀が欲しくて買ったものでした。

いや〜懐かしい。。。

お年玉2諭吉を握りしめ連れて行って貰い、ショーケースに張り付き、先代のオヤジさんに

「円銀が欲しいねん!」というと、

幾つか出してくれまして、「これなんかどうや!」

¥8,000〜¥20,000のお手頃な円銀達(極美品〜未使用)を3枚程見せてくれまして、じっくりと、大御所のコイン蒐集家のごとく円銀を3枚見比べたのでした。

2万全部を出してしまうとその後が辛いので、1万円以内で買いたかったためこの明治36年銘極美品に決めたのでした。

確か¥8,000だったと思います。チョー安い!!!

「ボウズ、お目が高いなぁ〜。」とおだてられて買って来て、一晩中眺めたもんです。

 

因みに、当時、何度もコインクリーナーにドブ漬けしてテカテカになって喜んでいたのを思い出しますね〜笑

そしてコインホルダーにホッチキスして仕舞い、たまに眺める。

 

そして今回、2年も経ってからPCGSから返されてきてMS62となりました。

平地に傷も有るし、洗ってあるし(自分で何度もやったので間違いない。)ですが、

数字つくんだ。。。

 

しかし円銀ってのは、本当に立派なお姿ですね〜

かなりありふれた年号だし、傷も多いが、良いもんですね〜

高いのや特年やらで目が濁っているんでしょう。きっと。

人間の(というか自分だけかもしれませんが。)欲望って際限が無い。

一つ手に入れればもっと良いモノが欲しくなる。

 

ということで、思い出の明治36年ですから、手放すこともせず持っておこうかと思います。

 

 

※追記

 

今回の帰還スラブ、スラブの傷が多いこと!ムキー

15枚程一気に帰って来まして、PCGSの銀色のケースに入れてありました。

しかもこのケースがガムテープが貼ってあったらしく、ベトベト。。。

 

スラブに関しては、コインのドームの透明なところは特に傷を付けて欲しくない所なのに、他のスラブも一杯傷が付いていますね。

アメリカ人か?代理店の仕分け中か?

もうちょっと丁寧に扱って欲しいです。

 

遅いわ、傷ついてるわ。。。

鑑定料取っててこれ?

コインの小さい傷もグレードダウンする、キズミで見ているくらいの人達なのに、

返すときにはケースが傷。。。

 

時代は刻一刻と進み、昨日でしたか、ニュースで「チェキが馬鹿売れ。」と言ってました。

チェキとは、ポラロイドカメラの富士のヤツで、若者に人気なんですって。

iPhone15の発表と同時にこんなニュースかぁ〜と。

48万画素のカメラをひっさげて発表でしたが、あの粗い画質のポラロイド(いやチェキか。)が人気とは。しかもフィルムも買わないといけません。

1枚¥100を越すインスタントフィルムが売れてる。

 

こうしているウチに、スラブなんてねぇ〜と言っていた時代は過ぎてしまって今は全盛期ですが、いつか、スラブはスラブ。

裸のコインはそれはそれで。となる時が来るでしょうか。

 

大量のグレーディング漏れというかD評価ものが、溢れてきているように思います。

そういう私もスラブに毒された一人ですが、少し飽きがきているのか、気持ちが落ち着いてきたのか。

 

アメリカなんか訴訟大国でしょうから、PCGS、NGCの2社独占状態ってどうなんだろうと思ったり。

 

クリーンのD判定で、所有するコインの資産価値を大きく落とした方沢山おられるハズ。

古代コインは銀ピカOK。

近代貨はダメ。

 

手放したD判定の円銀達が再び数字が付く時代が来るのでしょうか。

その頃まで生きていられないでしょうが、手元にある"洗い”判定のコインたちも大事にとっておこうと思っています。

 

長文になってしまいました。

最後までお読み頂きまして、有り難うございますm(_ _)m