黄砂と花粉とPM2.5の酷い日が続きます。
アレルギー持ちには辛い日々です。
さて、AWも終わり、皆様成果を上げておられますね。わたしは幾つかウオッチしていましたが、概ね落ち着いた感がありましたが、貿易銀はというと、MS61が70諭吉、MS62が100〜120諭吉で、正月からの下落傾向を覆してきましたね。
さてさて、ショップの店頭に並ぶ日がいつくるか?また個人のコレクションにおさまったか?ちょっと特徴的な個体が多かったので出てくればすぐに分かりそうなもんです。一旦高く仕入れてしまってこれ以上下がると不良長期在庫になってしまうだろうし、ここは奮発して!と言う流れだったかもしれませんね。しかしさらに在庫になってこればショップも高値仕入れが収支を悪くするでしょう。
みなさん!もう少し我慢して買わないようにしよう!さすれば高値入札も無くなるであろう〜。MS62の貿易銀、もう個人で120諭吉出す人は居ないと思うんだけど?貧乏人の余計なお世話かぁ。
んで、グレーディングの状況の聞き込み兼ねていつものショップへGo。
ショーケースも裸のコインからスラブにほぼ置き換わってきました。時代ですね〜
円銀を眺めていると綺麗な白い個体があり、結構な時間考えましたが、お顔の綺麗な円銀を衝動買いです。並年ですけど一目惚れってやつですかちょっと高かったけど現物見てなので良しとしよう。
新1円銀貨(小型) 明治27年
ライト光源
リングフラッシュ
ライト光源
リングフラッシュ
Nikon D850 MicroNikkor60mm
手元にコインが届きますとまじまじと見て堪能。そしておもむろにカメラの準備。そして撮影となるわけですが、今回はたまたま最近テーブルライト光源のみで撮影していたので先にその写真、次にリングフラッシュを用いて撮影した物を比較のために掲載してみました。
どうですか?
上は通常のというか、普通この位の頑張って撮影したものはこの位の写真になるのではないでしょうか?光沢、その明暗が肉眼で見た目に近い形で撮影できている(と思う)。
それに対して、リングフラッシュを使用した写真では若干のっぺりした感じになり、写真と言うよりも、絵で描いたかのようになっています。こちらはAWなどの写真に似ていますね。
どちらも一長一短があり、それぞれの表したい所が少し異なるのですが、
リングフラッシュの方が玄人っぽいですが、個人的にはテーブルライト光源の方がクルクル回る反射や照りが伝わってきて好きですねぇ。
今回は記事がちょっと長くなってしまいそうです
では、普段はここまで見ることが無いでしょう、円銀の細部をNikonの誇る最後のレフ機、D850と安くてここまで撮れる純正マクロレンズであるMicroNikkor60mmで最高画質にて撮影し、アメブロが許す限りの最大ファイルサイズで切り取ってみました。
是非ご覧下さい〜
手にぃ入れろ!ドラゴンボッオル♪顔も可愛いですね!腕と肩の筋肉のモリッとしたライン。堪らんです。
明治!玉輪と馬歯も。
大ニッポン!達筆ですね〜「日」は少し小さめに書くのですか?書道の覚えのある方ならばご存じなんでしょうね。
裏面へ行こう❗
まずは、
この菊紋が眼に入らぬか〜!
あちらの方の言うところの「日帝」の象徴。素晴らしいの一言。旭日旗は一部嫌われれているようですが、「菊の御紋」はどうなのかしら?そんなこんなで、中韓系のコレクターさん達は円銀は買わないでしょうね。
桐の花と蕾。がく片と柱頭の繊細さ。
桐葉。この葉脈が堪りません。シュ!シュ!!極印の方は凸凹でいうと凸ですよね?凄い彫りです。ここ重要ですね。
菊花と蕾。潰れていないのが重要ですね。美しい。。。貿易銀で右上の枝から何かが出ていれば。。。笑
菊葉の彫りは光の加減や見る方向でその表情を変えますがそれがどうにも素晴らしいのです。手前の葉、奥の葉、枝の複雑な重なり。どれをとっても最高ですね。葉脈の摩耗がミソです。
リボン。そうです。菊葉と桐葉をリボンで結んでいるのですよ。
なんてオシャレなんでしょう。リボンの太い細い、枝の切り口の向きなどで細かな手変わりがあったりします。
最後は額面、「一圓」!
傷が惜しい〜
達筆ですね〜
うっすらと白っぽい傷みたいな筋が見えますが、実はコレ、スラブの傷です。ムカつきます。笑
以上、円銀の拡大写真。いかがでしたか?
わたしなんかもう老眼でここまでは見えなくなってきています。
ルーペも暗いし、キズミも見た後に目がチカチカしてイカンです(笑)
でもやっぱり、じかに眺めるのが一番好きですね。