今日は午前中に仕事を済ませて(本当は休みですが。。。)、家業の手伝いをしてちょっと時間が出来たのでコイン屋にまた行って来ました。
ちょっと見て貰いたいコインがあったり、新しい入荷が無いか見たり、
グレーディング出したり、切手を買って見てしまったり、怪しい取引が成立したりと。
そこに来ていたお客さん(これまた歴戦の勇者!どんだけ持っとるねん!!!)とお話しできたり随分と気分転換が出来ました。
竜はチョロチョロとスラブの円銀が放出されたりでスラブの並年がチョクチョク入荷。
触手が動かず。
今回は、小学校の頃に、そこで「おう、兄ちゃん、竜、円銀は高いからなかなか買えんだろうよ。こんなコインもあるでぇ。これも明治時代の好きな人はこればっか集めとるんよ。見てみいや〜」と見せられたときから知っているコインです。
その時は大正元年の50銭を極美品で買いました。
まあ良いかとその時は思ったものの、やはり竜が好きなので、その後は旭日銭は買いませんでした。
しかし最近所謂サブジャンルについて思うところあり、チラホラと眺めて良いもの、ようはハイグレードのスラブ入りを探していましたが、ちょっと待てよと。
竜はちょっとグレードに加熱しすぎたんじゃないか。
昔のように、まあまあのコインでも模様や輝きといったコインそのものの魅力を大事に考えよっかなと思いました。
ヤフオクを見ていると旭日銭は龍ほどでは無いですが出品チョロチョロとありまして、toneが激しい1枚をゲットしました。
旭日50銭銀貨 大正5年
Nikon D850 MicroNikkor60mm
レインボーが激しい1枚ですが、摩耗が多少目立ちますので、極美品〜未使用ー程度でしょうか。
旭日銀貨は正直勉強足りず何も知りませんので、これから調べて行きます。
竜銭の後、続けて作られた銀貨であり、50銭、20銭、10銭があります。
それぞれのコインの製造期間は、
旭日50銭:明治39年〜大正6年
旭日20銭:明治39年〜明治44年
旭日10銭:明治40年〜大正6年
となります。これらの内相変わらずの特年あり並年有りで集め甲斐があるってもんですね。
wikiで見てみると、明治36年頃から低迷していた銀相場が上昇し始め,補助貨幣(竜銀貨ですね)の鋳潰しの懸念が出たために貨幣法の初となる改正を行い、銀の含有量を下げる事となったとのこと。
それ以前の竜50銭と比べると、
直径 竜50銭:30.90mm. 旭日50銭:27.27mm
量目 竜50銭:13.48g 旭日50銭:10.13g
となっており、直径も小さく、量目も軽くなっています。
品位は両方とも同じ銀800/銅200とのこと。
金銀本位制の時代では、相場が変わると貨幣も変わるんですね。
この旭日銀貨達もちろんハイグレードも良い出会いがあればですが、色を見て集めたいなと思います。それはそれで楽しいですね!
この他、20銭、10銭もこの後ご紹介していきます。
本日はお越し下すって有り難うございました。
ではまたお会いしましょう〜