久しぶりのまったりと過ごすお正月を満喫出来ています。

新年2番目の投稿です。

昨日は早朝に1件仕事を済ませ、実家の掃除をして、おせちをよばれて、姪っ子達にお年玉をあげ、お袋にお年玉をオレも「ほすぃ〜な〜」とせがんだら1万円貰いました(笑)

 

本来ならば初詣に、と行きたいところですが、「行く年来る年(NHK)」では、初詣の様子を中継で見ました。

人多すぎ!密すぎやろ〜〜!!!

いやいや、東京でも既に80人に達しようというところ。

子供のお守りだけ授かってこようかと思っています。

 

さて、相変わらずの偏ったテーマ!

どう見ても洗い品ばかりのマイコレクションに、トーン品が混じってきました。

年末のYオクで、これまた誰も入札しない汚らしいコインを発見!

どうせ、終了間際にみんな入れるんでしょ?って見ていたんですが、

んん〜??終了8分前になっても誰も入札せず。

コレは行っとくかぁ?。と。開始価格そのままの35Kで落札しました。

 

元旦に現物が届き、ルーペで確認。

 

旭日竜 小型50銭 小竜 明治4年

オークションの写真では、良く行って未使用ー、極美品程度の品かと思っていましたが、竜図面、鱗の先の摩耗も殆ど無く、玉、爪、ヒゲの摩耗もほぼ無し。

火炎、各文字の摩耗もほぼ製造時の状態である(と思う。)

Nikon D850 MicroNikkor60mm

 

竜図面の分類は、前回、前々回のブログで書いたように、明治4年銘の旭日竜小型50銭は、小竜と大竜の分類しかなく(更に細かな変化があるものの)、そのなかでは、四字の字体変化、変位がありますよ(旭日竜50銭銀貨 亀谷雅詞編より。)。

今回のコイン、”四”の字の中の”ル”の部分が”口”の枠に接して居らず、小さいもの。

すなわち”小ル四”でした。

菊紋面は特に素晴らしく、よく通販サイトなどで、完全未使用や未使用と表記があるものの、陽光、光線、リボン、桐葉、菊葉の摩耗が見て取れるものが多いです。

 

菊紋面は更に素晴らしく、陽光、特に光線の刻印が素晴らしく、傷もほぼ見当たりません。また、桐葉、菊葉共に良く梨地を残しており、おいおいコレは??と期待させてくれます。

Nikon D850 MicroNikkor60mm

 

菊紋面の手変わりは、三葉無葉柄(桐葉第3葉の枝が欠落)、第8菊葉有枝(標準)です。

特質すべきはこのトーン。

陽光に沿ってブルートーンが着いて、辺縁がおぼろげに紫に変化。

まるで朝マヅメのようです。(釣りに行かん人は分からんかも。)

昔、セッセとクリーナーに付けて洗っていたのがバカみたいですね。

やはり後からトーンとは全然違い、所々トーンが剥がれたような部分、ギトギトな部分が有ってこそ高温多湿な日本で自然に100年以上かけて着いたトーンなんだろうと実感しました。

 

これは、ちょっと直ぐにグレーディングに出すのが惜しく、もうちょっと手元で眺めたいです。

 

写真は、ちょっと苦労しましたが、コツは掴んできました。

そのまま取ると茶色ばっかで面白くありません。

照明を工夫することで良い感じに撮影出来ました。(我ながら)

 

GAIJIN好みのトーン。66くらい着かないかな〜と期待しすぎず期待します。

コレだから止められない。。。

今年も宜しくお願い致します〜