こちらの地方も梅雨に入り、慣れてきたのか腰痛が少し良くなりました。

仕事は忙しいですが致し方ない。

身内が相次いで病気入院、手術でちょっと凹んでますが、

子供もいますのでしっかりせんとイカンイカン。

 

このコインのブログ。諸先輩方の素晴らしいコインとそれにまつわる歴史、エピソードがとても楽しく、最近本を読まなくなりまして、それもまた良いかと。

 

レトロオークションの入金を忘れていて、催促メールが来ました。

またご紹介致します。

 

さて、

なんか自分の拙い写真をお世辞でもキレイに撮れてるなんて言って貰えると嬉しいことです。

初めてカメラを買ったのは、高校に入って間もなく。

まだフィルムカメラしか無い時代、写真部でも無いのにレフ機が欲しくなり、

カメラ買うならニコンかキャノンかで悩みながらも、ニコン神話が甚く気に入り

(父親がニコン党であった)、買うならニコンと決めて、F70D(変○カメラの異名あり笑)なるカメラを小遣いをエライ長い間貯めて貯めて買ったのです。

フィルムも買わないとイケないし、レンズは高くってなかなか買えませんでしたが、

50mmで勉強しろという格言?に逆らって28mmで撮りまくっていました。

その後、コンデジなどの時代もありましたが、ニコン機としては、

F70D→D80→D300→D800と買いつなぎ、

子供(赤ん坊から発表会、運動会など)、桜、城郭と撮ってきました。(下手です)

仕事でも使う関係で、マクロは必須で勤めている際にずいぶん試行錯誤しました。

2012年にD800 が出た際に、待ちに待ったフルサイズ、

即購入し何でもかんでも撮りまくりまして、その描写、発色、シャッター音全てに満足でしたね。

そして、先日D850を遅ればせながら購入。

D800もだいぶんと使い込み、D850の後継機もまだ発表すら無く、発売当初にD850 を買ったユーザーも、一度売って、もう一度新品で買うなどという話もあり、

もしや、ミラーレスだけになったら?ということと、

D800がまだ値が付きますので、思い切って機種変更となりました。

 

 

コイツはやはりマシンだ!

Nikon Z6Ⅱ Z-NikkorS 23-70/2.8S

 

手にしてみて、その重量、手触り、そして何よりホールドしたときの馴染み。

批判もあるお馴染みのデザインだが、買い換えたにも拘わらずしっくり来る。

(ただのやせ我慢。持ち歩くには覚悟が必要。重いっす)

そう、25年以上ニコン一筋の自分にはコレが一番合う。

幾度も観音教(Canonのことです笑)に浮気しようと店頭でイジってしまったことがあるが、ここは譲れない。

お気に入りのレンズ達を装着ししっかり左手でホールドし、右手でグリップを握る。

シャッターをゆっくり押し込むと、

そうそう!この感じだ!このシャッター。

これだよこれ!D800 も良かったが、D850 はさらに良い。

 

 

素晴らしい光学ファインダー

ミラーレス全盛といわれる現在でも、これだけは間違いなくSLR機の圧勝。

視野率100%、倍率0.75でとてもクリアー。

電子ファインダーではどうしてもタイムラグがあるがそれは一切無い。

とても美しい絵が小さなファインダーに映し出される。

明るいも暗いも一目瞭然。iPhoneもよいが、このファインダーの絵を覗きこんで眺めるのがとても好きだ。そうしている時間も。絞りプレビューでボケを確認する作業もまた良い。

 

有効画素数4575万画素は伊達じゃ無い!

D800と最も違う、というか進化しているところ。

やはり画素だ。

そう。ここが肝。

外に行かないコロナ禍では、普通は皆さんコインを撮るに決まってるだろう。

いつもの通り三脚に据えて、鏡で中心を確認。

Mモードにて(自分は殆どM:マニュアルモードです)、SS100、絞りをF8に。

あとは感度だが、iso1250超えると、マクロ特にコインでは粒状感が目立ってくるので、400〜800に。あとはリングフラッシュのTTLだけでも良い場合と、駄目な場合があります。

極端な話、コインの表と裏で光量が異なる時もありとても金属でテカるものは難しいですね。

さあ、準備が済んだら、レリーズコードを静かに押し込む。

ああ、素晴らしい。相変わらずニュートラルな絵を記録する機械だ。

出てきた絵をPCに取り込む。

もちろん14bit RAWで撮影。現像ソフトに入れて元画像を確認。

スゲえ。

スゲえよ。

200倍まで拡大しても、まだ粒が見えねえ。。。

そう。コイツは化けモンだ。

D800 では、3630万画素だった。それでもほぼ満足していたが、

アカン。こりゃあ別だわ。この小さな銀貨達。竜10銭で直径14mm程度。

お気に入りのMicroNikkor60mmでは、等倍撮影ができる。

ピントが合ったときにゃ、カリッカリの銀貨の彫りが写し出される。

ブログでは竜5銭銀貨の写真が、撮って出しのそのままでお見せしたいところだが、

2〜3メガまでという制限のため、残念ながらお見せできない。

なんせ、1枚のRAWファイルが50メガを超してしまうので。PCも悲鳴を上げている。

 

レフ機ならではのAF性能

とっておきのサンニッパを装着し、SSを上げてHプラスに設定。もちろんAF-Cで3Dトラッキングに。

シャッターをオシッパにすると、ダダダダダダッ!っと連写。

ミラーレスはもっと早いが、AFはやはり一級品だ。

子供を走らせ、踊らせて追っかけても、ずいぶん後から出たZ6Ⅱと遜色ないAF性能。

瞳AFが無いのが玉に瑕だが、そんなんカンケーねえ!

このレフの音。これが良い!

コインの撮影では、紙1枚よりも薄いピントが要求される。

MicroNikkorのピント微調整を行い、撮ってみる。

来た。

竜の顔、ウロコ、年号、菊紋、桐葉、リボン、全てがクリアーだ。

とても。

ニコンのレンズのココが好きだ。

空気、水蒸気まで写し出すツァイスも良いが(買えないだけ)、自分はあの青い絵よりも、ニッコールの絵が好きだ。

そうニュートラル。自分のニュートラルの絵はニコンの絵なのだ。

(ただのニコ爺に。。。人には強要は一切いたしません笑)

 

変わらないのに進化している。

それは、ニコンに限らず他社のカメラも同様だろう。

各社の一貫した理念に基づいて今日まで作られ続けてきたカメラ達に乾杯!

 

余りに長くなりすぎて、誰も読まなさそうなのでココまでにしよう(笑)