ヤドカリの話

 

ヤドカリってご存知ですよね?

海辺で貝殻を背負って生活する甲殻類のことで、彼らは体が大きくなるたびに、現在入っている貝殻を捨てて、大きな貝殻へと移っていきます。

 

面白いですね。

生まれた時は、もちろん貝の中には入っていませんので、ある程度大きくなってから、空き家になっている貝殻を探してそこに入るのです。

 

自分が安全に生きていくために巣を作ったりするのではなく、死んだ巻貝の貝殻を家にするのです。

広い海の中で、ぴったりのサイズを見つけ出すのは、とても大変なことだと思います。

 

なんだか、人間が大きくなって賃貸住宅を借りるような感じですね(笑)ヤドカリの場合は賃料はいりませんが・・・・

 

でも確かに、この習性は、人間にも当てはまります。

わかりやすいのが、洋服。

 

子供のころから体が大きくなるにつれて、新しい服に変えていきますからね。

また、大人になって体のサイズが変わらなくなっても、TPOに合わせて適切な服を着るようになります。

 

つまり、自分が変化すれば洋服も変化するのです。

 

 自分にふさわしい住まいですか?

 

そう考えると、住まいも同じですね。

ヤドカリのように、自分のライフステージやライフスタイルが変われば、それにふさわしい場所や建物に住むのが理想でしょう。

 

ただ、現実的には、変化のたびに常に引っ越しができるわけではないので、インテリアを変えてみるとか、リフォームするとかというようなことになるでしょう。

できる範囲で住宅環境を変えていくことになります。

 

あなたは自分の変化に合わせて住環境を変えていますか?

自分が変化すれば、言動も変わりますから、それに応じて、居心地の良さや快適さも変わってきます。

 

逆に、自分が変わりたければ、先に住宅環境を変えるという手もあります。理想の自分にふさわしい環境を先に作ってしまい、そこに自分を合わせに行くという考え方です。

 

ヤドカリで例えると、少し大きめの貝殻を背負うということになるかもしれません。

なりたい自分にふさわしい環境を先に作るということです。

 

住まいは、その人を表すものでもあります。家の状況がその人を表すともいえます。
 

今の住まいは、あなたにふさわしい住まいですか?

もし違うならば、現状分析をしてなぜそう思うのか。

本当はどういうのがいいのかを考えてみましょう。

 

そして、これからやる事を決めて、少しずつ自分の理想とする住まいに変えていきましょう。

 

自分の器を大きくしたければ、先に家という器を大きくしたり、上質な要素を取り入れて見るのもいいかもしれませんね。