Sawのブログ

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 スイッチを押すと青色表示が消え、離すと半分青色になります。
{写真 ファインダー内部半分青表示となし}

これで、ステーの脱落による異音の問題と、青色表示の問題は解決しました。

 あと、測光の値がおかしいのは途中のレンズ等を清掃してみました。
{写真 汚れたガラス}


 ものすごく汚れていて、センサーまで正確な光が届いていません。
それと、光量のハイ、ローの切り替えもダイアルの動きがそのままセンサー付近のフィルターまで連動されています。
そして、このフィルターも汚れが激しかったので、清掃しました。「植物性発酵エタノール(無水)」必需品です。

 冒頭の、ストラップのステーが外れてカタカタ音がしていた、という部分も接着剤で固定し、あとは外装を元通り組めば終了です。

 モール材は全面べったべたに貼り付けてあった両面テープを剥がし、今回の修理後の外装の固定は、再度解体することを想定して最小限にしました。

それと、両面テープはなるべく薄いもの、選びます。


完成♪





 バッテリーについて。
 指定電池は既に生産終了になっている「水銀電池JIS記号H-R型」です。これは入手ほぼ不可能ですが、アダプタを使用すれば現行のSR41が使用出来るという情報があります。
しかし、これは難有りで、そのままでは使用出来ません。電池の大きさが異なっているから。
 このアダプタが3000円程。アダプタには1.55Vを1.35Vに落とす回路があって、この機能の為に高価になってるんだろう、と思うけど、電圧変わってもバッテリの大きさは変えられないので、この露出計にはそのままでは使用できない。こんなアダプタ買っても仕方ないので…

 というわけで、LR44というバッテリーが外径が近いので、コレを使用しています。この機種で、1.35V仕様なのに1.50Vの電池を使用すると正確な露出値が得られないんだ、とおっしゃる方は実際に試してみてください。当方、OM4のスポット露出で計測値を比較しましたが、良好な値が得られました。

 使用方法はこちらです。




 電池ボックスの深さの蓋の寸法を測って、蓋のネジ径よりも1ミリ程度細く、長さもボックス深さよりも5ミリ程長いバネを用意します。つまり、電池の長さ不足分をバネでかせぐ、という作戦です。


 電池ボックスの深さが35ミリ程度ありますので、電池投入後、バネを入れたら、ボデーからバネがのぞきます。ふたはバネのテンションがかかるので縮めながら回します。ちょっとコツが必要です。


 ダイヤルをバッテリーチェック(B.C)にして容量測ってみると、


 赤表示内を針が指しているので、代替電池でも、とりあえず安心。。。


 ☆以上で、露出計修理の記事、終わりです☆