どうも、齋藤です！

これまで「血圧」のことを話してきたからいよいよ「高血圧」について話していこうと思う！

血圧が高くなってしまうのは「抹消血管抵抗」が高くなってしまった時。

具体的には下記の3つの要素。

・血管壁の弾性が低い場合

・血管の内腔径が狭い場合

・血液の粘性が高い場合

じゃあどれくらい血圧が高かくなってしまったら高血圧の仲間入りになってしまうのか？

「日本高血圧学会」のガイドラインを見るとこんな感じ。

【診察室計測】

収縮期血圧：140以上

かつ/または

拡張期血圧：90以上

【家庭計測】

収縮期血圧：135以上

かつ/または

拡張期血圧：85以上

「診察室」と「家庭」でなんで若干数値が違うかというと「計測環境」が違うから。

「家庭」の方がいつもの場所でリラックスしやすいのに対して「診察室」は家庭よりもかしこまってしまいがちでリラックスというよりも緊張してしまいやすい環境。

緊張した時は血管が収縮して血圧が高くなりやすく

リラックスの時は血管が弛緩（ゆるむ）して血圧が低くなりやすくなる

こんな違いで若干数値が違う。

「Ⅰ度高血圧」だからそこまで重症ではいけどこのラインから高血圧の仲間入りになってしまう。

意外と当てはまる人いるんじゃないかな？

実際日本では3人に1人の4,300万人もの人が高血圧になってる。

さらに血管が要因で亡くなる方に関しては4人に1人の割合。

多いわ。。。

ちなみに近年、海外だと高血圧の基準値を下げる傾向にあるみたいなの。

アメリカは収縮期血圧を130以上に規定。

仮に日本もそうなると日本の人口の半数以上が高血圧に該当することになるって言われているみたい。

それだけ日本は高血圧予備軍が多い。

そして気になる男女の割合はどうだろう？

50代までは男性が圧倒的に多いけど、60代から女性の割合が一気に増えているのは閉経に伴うエストロゲンの分泌量の低下。

この部分に関してはまた「閉経」で話す時にしっかり話すね！

血圧は遺伝的な要素を除けば生活習慣でしか上がったり下がったりするからまずは生活習慣の見直しから！

そして家庭用の血圧機を購入して日々の血圧を把握するのも大切なんで高血圧が心配な方はやってみて！

高血圧について