初めまして、楓といいます。
私は１０代の頃に若年性更年期障害の診断を受けました。
これまで口にすることも、誰かに言ういこともしなかったので、最近誰かに言うと、
『１０代で更年期！？』とびっくりされることが多くあります。
１０代の私は「更年期」という言葉すら理解しておらず、そうなんだ。処方されたお薬を飲なまくしゃいけないんだ。
という風邪程度にしか思っていませんでした。
生理が一年以上無く婦人科へ受診し、血液検査で女性ホルモン「エストロゲン」の数値が低い。
それすらよくわからない１０代
その時に処方されたお薬はホルモン補充療法の飲み薬。
病院から戻り、その日の夜からお薬を飲み始めましたが、
「眠れない。」
「もやもや。イライラする」
「浮腫」
「腹痛」
「便秘」
私には耐えられない辛さでした。。
何より不眠は本当に辛く、永遠と夜が終わらない
全然時間が経っていない
今ではスマホがあり、眠れないと動画をみたりSNSを見たりと気を紛らわせることはできますが、
当時は２３年前、やっと携帯が持てた年頃です。
こんな辛いことに経験がなかった私にはお薬の治療の継続はできませんでした。
４日目で辞めてしまい、それでも生理が来たんです！
お薬の力はすごいですね！
それからが１ヶ月に２回の生理。
病院では無排卵月経と言われ、
それもよくわからないまま、そうなんだ。程度でした。
お薬にはトラウマレベルに拒絶反応が出てしまい、治療はできませんでした。
それから月に２回の生理は２年ほど続き、少しづつ月に１回の生理が来るように。
だけど、生理は不安定
こない月もあったり、３８日周期の時もあったけど、生理があるならいいのかな。くらいにしかとらえてませんでした。
生理より肌荒れがひどく、ホルモンバランスの乱れの影響で顎周り、頬に絶えずニキビ、吹き出物の方が
２０代の私には重大問題
皮膚科へ行ってみたけれど、肌の表面を剥がすピーリングを勧められ受けてみたけれど、特に変わらず。
元々美容には関心のない私のもので、半ば諦めていた（もう慣れていた）私は、コンシーラーで隠すことしか選択肢になくなってました。
３０代に入り、当時、美容クリニックが身近になり、もう一回お肌が綺麗になりたい想い、
美容マニアの友人におすすめされたクリニックをお伺いすると、
まさかの、ホルモンバランスの乱れから来ている肌荒れだから、
ピルを処方しましょうか？と。
えっ
避妊のためじゃないの！？
関係あるの？とかなりの衝撃でした。
それから私はピルのことを調べ始め、女性ホルモン、エストロゲン、ホルモンバランスについて勉強を始めました。
それで分かったことは、
- ピルにはエストロゲンという女性ホルモンが配合されていること
- ホルモンバランスが整うこと
- エストロゲンには美肌効果があすこと
- 男性ホルモン優位になっているホルモンが肌荒れを起こしていること（髭の部分）
- ４０歳を過ぎるとピルは服用できないこと
- 肝臓への負担、血栓のリスクがあること
エストロゲンについて調べていくと、更年期の要因なんだ。
女性の身体にはとっても大切で女性らしさや肌の美しさ、毛髪のハリコシ、を保っていて骨の骨密度の維持にも関係していることに驚きを隠せなかったのを今でも覚えています
そして、日々の些細なストレスや環境の変化だけでエストロゲンは減少し、ホルモンバランスは乱れることを知り、
若年性更年期障害の理解がやっとできたのです。
当時の私は、１５歳で親元を離れた生活を経験し、不安と寂しさで一杯一杯でした。
それから生理がなくなっていたのです。
そういうことだったのかとやっと腑に落ち、クリニックで処方されたピルの服用し始めました。
ところが、私は難病を持っているため、ピルは身体に合わない
やっと見つけられた解決法が合わない。。。
落ち込みますよね笑
その経験もあり、私は女性ホルモンエストロゲンの勉強を励むことになります。
更年期の事も学びたく、更年期とエストロゲンについての沢山論文を読み更年期症状の大変さ、エストロゲンが誰もが４０以降から低下すること。
エイジングサイン（お肌の老化、毛髪の減少）の原因になっていること。
勉強すればするほど、エストロゲンの重要さを学び、
エストロゲンが配合された誰もが負担なく使えるものが作りたい
そんな想いを持ったことがきっかけで、私の【エストロゲン配合化粧品FemMoon🌙】の開発は２０２２年にスタートしたのでした。
また次回にスタートしてからの私の奮闘記を記載させていただきます
読んで頂いた方、ありがとうございます