人はないものを求めると言うけど、私も自分の横広顔を長年気にしていて(最近はあきらめましたが・・・)どうしても惹かれてしまうのでが縦長フェイス。それもちょっと変なぐらいの縦長フェイスについ惹かれてしまいます。ハリウッドスターで言うと、サラジェシカ・パーカーとかバーブラ・ストライザンド。サラジェシカはSATCの影響で好きな人も多いと思うのですが、バーブラ・ストライザンドと言うとあまり周りからは共感してもらえないのですが・・・
そのバーブラ・ストライザンドが
監督・主演を務めたのが「マンハッタン・ラプソディ」。(1996年に製作された映画なのですが、私は5年くらい前にビデオやさんで発見し、その後お気に入りとしてDVDを購入して、何度か見ているのですが・・・)映画の筋としてはいわゆる大人のためのロマ・コメなのですが、これがなかなかおもしろいのです。モテない女子代表の大学教授ローズ(バーブラ)が、同じ大学教授のグレゴリー(ジェフ・ブリッジズ)と結婚することになるのですが、グレゴリーは以前美人の妻に振り回された経験から(美人を見ると仕事が手に付かない)セクシーでない妻をもらえば、いい家庭が築けると、あえてダサダサのローズを選択。そのことを知ったローズは逆に一念発起し、グレゴリーを誘惑すべく、セクシーになろうとして、ダイエットしたりお化粧をがんばったりして、大変身をとげるという、まあ単純なストーリーなのですが、バーブラの魅力がかなり出ている映画ではないかなーと思います。(もちろんバーブラと言えば一番は「追憶」なのですが・・・)ストーリーもさることながら、変身前のローズと変身後のローズの変わりっぷりもかなり笑えて、お化粧とかファッションも見ていてとても楽しいのです。アネ的には変身前のお固いころのローズのファッションで、ベレーにトラッドっぽいロングスカートでちょっとアニーホールのラルフローレンみたいな着こなしも好みだったりするのですが、もちろん変身後のゴージャスなローズも見逃せません。ダイエットによ りナイスボディを手に入れ、身体にフィットするラメのミニワンピをブロンドヘアでがっつり着こなしてくれます。これを観て思うのですが、本人(中味)は前と変わっていなくて、ちょっとやせておしゃれになったぐらいなのに、外見的にはぐっと魅力的になってしまう・・・。それがすべてではないとわかってはいるのですが、それでもおしゃれのディテールというのは、大切なことなんだなーとつくづく思います。無理をする必要はないけれど、努力することはいくつになっても必要なことなのかもしれませんね。
”無理せず、努力” 今年のアネのポリシーといたしましょう。
プレッピールックがかなりイケてる