「眉、変じゃない?」「眉、直してー」メイクの話になると一番よく質問されるのが ”眉” のこと。昔々まだアネが今よりもう少ししっかりめにメイクしてた頃は、トリッシュマケヴォイの眉用筆と、同じくトリッシュの茶色とこげ茶のパウダー2色を使ってかなり丁寧に描いておりました。その頃は前髪がなかったので、眉が前面に出てしまうこともあったし、世の中のトレンドとしても、嶋田ちあきさんが聖子ちゃんのメイクを芸術的に仕上げていた頃(今は聖子ちゃん、ナチュラルになっていますよねー)だったので、眉をいかにきれいに描くかということに注力していたように思います。でもここのところの前髪ブームもあいまって、最近はみんな眉をきれいに見せることに対するエネルギーが低下しつつあるのではないかしら。かく言う私も前髪によって隠れていることをいいことに、最近はささっと仕上げておりますが、今日はちょっと眉メイクについてのお話をしたいと思います。

眉メイクの失敗作としてまずあげられるのが、眉を濃く書きすぎちゃうこと。アイメイク中心のメイク方法が定着するようになってから、眉も濃くかつ目も濃いとバランスが悪くなってしまうため、最近は眉を薄くかく傾向が強いと思います。ヘアカラーをかなり明るくしている人は眉の脱色とかカラーをしているという人もいるのではないでしょうか。アネもすごく前ですが、一度美容院でヘアカラーの際、眉もついでにやったことがあるのですが、これがあまりきちんと染まらず、それ以来トライしていません。今は眉マスカラを使って明るい色にちょっとだけ変身させています。それでは現在のアネの眉メイクをちょっとご紹介。

口紅<眉の整え方>

①アイブロウブラシでとかしたら、くしの方を使いながら眉ばさみで長さを均一に整えるようにカットします。この時注意することは短くしすぎないこと。毛がなくなってしまうと、ゴマ塩みたいになってしまい、あとで描いた時にのっぺりと、立体感のない眉になってしまいます。ある程度、毛の感じがないと自然になりません。

②次に形を整えますが、最近はあまり細くない眉がトレンドになっていますので、細くなりすぎないようにそして角度をつけすぎないように注意してください。あと、これは賛否両論あると思いますが、私は眉のテンプレートはあまりおすすめできません。みんなそれぞれ違った眉の形をしていますから、ベースの形を生かしたようにするのが一番ナチュラルで素敵だと思います。テンプレートを使って、生えてもいないところに眉を書くと、どうしても違和感が出てくると思います。

口紅<アネの眉メイク>
サラクロのブログ ①足りないところを、細見のペンシルで書き足します。この時、注意するのは濃く書きすぎないこと。眉のフレームをはっきりさせるのではなく、あくまでそっと力をいれずに足りない毛を1本1本書き足すような気持ちで。

ケイト アイブロウペンシルN BR-2

なんたって700円という超プチプライスが魅力。このペンシルはかなり硬い質感なので自然に薄く描けます。



サラクロのブログ ②眉のフレームにそって、左2色のブラウンのパウダーを混ぜて、さっとのせていきます。しつこいようですが、この時もかるーく、うすーくのせてください。手に力が入ってない感じでね。

マキアージュ ブロー&シャドー コンパクト 20 ナチュラルブラウン

このパレット、カラーも優秀なんですが(特にまん中のブラウン!)、内臓されているミニ筆もなかなか使いやすいです。ちなみに一番右のパウダーは、描いた眉の上にのせると皮脂を抑えて描いた部分が落ちにくくなるというものなんですが、あまり活用してません・・・。



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③眉マスカラをそっとのせる。これもべちゃっとのせがちですが、それだと毛ががちがちになってしまうので、毛先にさっとつくような感じでのせていきます。

RMK アイブロウマスカラ 03

一度に使う量が少ないからだと思いますが、これかなり長持ちアイテムです。1年ぐらいは余裕で使えると思います。一見かなり明るいブラウンなのですが、しっかりめの眉の人にはこれぐらいの明るさが眉にのせた時ちょうどいい感じになります。



えー、それだけって言う感じですが、現在はこれで終了。あー、でもこの方法結構万能ですよ。お友達にやってあげる時もこれでやっちゃってます。ただねー、眉メイクはマニュアル化しづらいというのが正直なところ。本当に人それぞれ、その方にあう雰囲気の眉ってあるんです。なので、もし眉に悩んでいる人がいたら、直接アネまでお問い合わせください。何かしらの解決策をご提供いたしまーす。(パーティー等でリアルに会える方は、直接「眉直してー」と言っていただければOKです。合い言葉は「眉。直して」ですグッド!