昨日お仕事バッグについて書いたら、ワーキングガールのみなさんから  「そうそう」という共感メッセージをたくさんいただきましたので、今日は   (調子に乗って)お仕事パンプスについて書きたいと思います。

”オシャレな人は足元から”というように、私の友人でもまず靴を決めてから、靴を中心にお洋服のコーディネートを考えるという人がいます。通常、私の場合はお洋服を決めてから、靴を選ぶのですが、お仕事の場合に限り、靴選びから始まってしまいます。ただ、これ私の場合はちょっと違う理由からなんですが、実はお仕事で使える靴のレパートリーがあまりにも少ないため。そして、その大きな理由となっているのが「甲が薄い」足の形であることなんです(泣)。

この「甲薄」ということ、つい2年ぐらい前まで、自分で意識していませんでした。ちょうどその頃、オープントゥが流行していたので、相変わらずミーハーな私はオープントゥがどうしても欲しくなり、試着段階で若干違和感があったにもかかわらず、「きっとこれはお買いもので1日歩いていたから、足がむくんだんだわー」と自分に言い聞かせ、リボンのついたウエッジソールのスエードのオープントゥを買いました。(ホントにデザインはかわいいんです・・・)そしてある日、「さてオニューのオープントゥを、おろしましょー」と履いて出かけたのではいいんですが、1時間もしないうちに、どんどん足が痛くなってしまいました。痛みの原因は、まさにそのオープンなトゥの部分。親指のちょうど爪のあたりとオープン部分がすれてしまって、どうにもこうにもならないのです。歩けば歩くほどぐいぐい足が前にずれていってしまい、ついにはかかと部分がぱかぱかして、かかとも靴ずれ状態に。泣く泣くお買いものを切り上げ「私にはオープントゥはダメなのねー」とつぶやきつつ家路につきました。

それからしばらくして、銀座カネマツにお仕事パンプスを探しにいった際、店員さんにそのことをお話したところ「お客様は甲が薄いんですよー。だから前にいってしまいます。足先が丸くて、短いタイプもダメじゃないですか?甲が薄い方は、なるべく甲が広く包まれているものが安定していいんです。」と言われました。そう考えると(以前ブログでもご紹介した)ブーティはかなりヒールがあるにもかかわらず、長時間はいていても足が痛くなることはほとんどありません。それまで自分は甲薄だという認識がなかったので、逆に甲が厚くて圧迫されて、足が痛くなってしまうのかと思っていました。

それで店員さんと相談しながら、なるべく甲の覆われている部分が広く、かつ足首にストラップがあって固定されるものを探しました。そして購入したのがこちらのパンプス。

サラクロのブログ


黒のエナメルでつま先にシルバーの馬蹄形の飾りと小さいタッセルがついたトラッドなデザイン。そして私が好んでやまないステッチつき。

試着してみると、ほとんど足先への負担もなく、かつすごく歩きやすいんです。かなり長時間、長距離を歩いても大丈夫。お仕事中は「ちょっと足が痛くなったので、今日はこのへんで失礼しますー。」なんてことは死んでも言えないですもんねー。(そう言えば、足の痛みがひどくなると、頭痛がしてきませんか?結構私のまわりでもそういう方がいらっしゃいます)オシャレな靴には目が行きますし、とくにマノロ・ブラニクとかジミー・チュウなんかの芸術的な靴を見ると、「こんなの履いて仕事する人になりてー」とか思ったりするのですがそれは運転手つきの車移動でもしないかぎりは、夢のまた夢ですね。



  【今日のアネ的格言】

(ミキちゃんはさすがに恥ずかしいので早速”アネ”に変更しましたー)

素敵な1日は素敵なファッションから。素敵なファッションは良好な   健康状態から。


というわけでまずは足にあった靴選びが幸せな1日を過ごすとても大切な要素の一つであることは間違いないようです。