雑誌での春物チェックをしていて気づいたのですが、今年は圧倒的にボトムの着丈が短くなってきています。この数年毎年少しずつ短くなってきているのではないかと思うのですが、今春はよりミニのトレンドが強くなってきている様子です。膝小僧が出るかどうかではなく、太もものどのあたりまで出すかどうかの勝負になってきている感じ。ここのところ自主的運動として展開している『棚卸し大作戦』において、実は手持ちのアイテムをサラクロ シミュレーションをする際、かなり悪戦苦闘していて、私は最初その原因をカラー不足にあると思っていたのですが、どうやらそれだけではなく、その根本原因が ボトムの着丈にあるのではないかと思い始めました。数年前に買ったスカートなどは仕方ないとしても、去年や一昨年買ったシフォンワンピースなどもすべて膝丈くらいあってそれがどうもあか抜けない原因となっていたわけです。
ただそうかと言って、すぐさまお直しやさんに持ち込んで、着丈を短くしちゃうていう行動力もなく、(「もしかしてまた長い丈が流行るかも~」などとつい思ってしまう小心者の私・・・)「やっぱ、前のはあきらめてしばらく寝かせ、今年用には新しくミニ丈のボトム買うしかないかぁ・・・」と思っていたのですが、 そこで気がついたのです。ベルト・・・そうベルトでブラウジングしちゃえばいいんだってことに。おしゃれ女子の方々からすれば「今頃気づいたのかい。 そんなんじゃーおしゃれさんとは言えないねー。」と思われるかもしれませんが、実は私このベルトでウエストマークというのが大の苦手。理由はチビの上、胴短という体型のため(すみません、決して足が長いってわけではないんですが、いわゆる寸詰まりっぽい感じですねー。なので、成人式の日の 振袖のひどかったこと。あれはまあ帯が太ベルトみたいなものなんでね。)その寸詰まりの上半身をさらに太いベルトで分割すると、なんだか暑苦しい感じがして、このベルトブームを無視し続けていたのです。
そしてサラクロ シミュレーションをしていたある日のこと、あの方のあの言葉を思い出したのです。それは敬愛するパトリア・フィールド様がSATCの映画製作裏話を公開するというスペシャルVTRにて「映画のために200本くらいベルトを用意しているわ。私の着こなしにベルトは不可欠ね。」とおっしゃっていたことを。「パットさんもああ言っていることだし、これはもう私のコーデ人生にベルトを取り入れる時が来たのだー」と。それで、昨春いつもの仲良し店長さんから強力におすすめされうっかり購入したものの、ほとんど活用できていなかった太ベルトをひっぱりだし、とりあえず丈がちょっと長いなーと思うものはなんでもかんでもこのベルトでマークしてみることにいました。
たとえば昨春買ったシフォンワンピもこんなふうに。
そして今日はこんな感じで、ジャンパースカートにベルトをしてみました。 「ジャンパースカートにベルトー?」と思ったのですが、これが意外や意外、今年注目の I ラインとやらになってしまうではあーりませんか。着丈もちょっとだけ短くなり、さらにウエストマークで足長効果+こころなしすっきり。 ふむふむ、これ使えますよねー。このベルト、ゴムでできているので、使い勝手もよいです。今出ている雑誌にも太ベルトがたくさん紹介されているようですので、みなさんも太ベルトマジックお試しあれ。