遅ればせながら「007/慰めの報酬」 を観てきました。ストーリーは映画評論の方にまかせるとしまして(でもちょっとだけ・・・ストーリー的には「カジノロワイヤル」の方がおもしろかったような気がしますが、ただとりあえずこの映画はダニエル・クレイグを観るためのものなんでネー)ということで、今日は映画の中でボンドガールの気になった着こなしがありましたので、ピックアップさせていただきました。
そう007と言えば、ボンドガールですが、この映画には2人のボンドガールが出てきます。(そう言えば、ショーンコネリーの頃の007にはもっとたくさんのボンドガールが出てきていたような気がしますが・・・)今回のボンドガール、2人ともたいへん魅力的な方ですが、特にドレス、メイクが素敵だったのが、フィールズ諜報員に扮する(サブ的な存在)のジェマ・アーターソン。お顔の方は、B.B(ブリジット・バルドー)とクラウディア・シファーを足して、ちょこっとジーナ・デイビスを加えたような感じ。ヘアは赤毛ですが、最初のシーンでは「あれ、ウィッグかしら?」と思わせるようなトレンドのぱっつんボブにし、トレンチコートだけのように見えるセクシーなスタイルで登場。そしてその後のパーティシーンではヘアはトップに高さを出したアップスタイルにして、メイクはブラウングレーのアイシャドウにクラシカルな太めのアイラインをひき、ベージュのナチュラルなチークで、口元は明るめのピンクベージュのリップをつけています。そしてそしてなんと言っても私の目を引いたのはパーティシーンで着ていたドレス。その後、映画を観ている間も、そのドレスがどこのものなのか気になってしかたありませんでした。
映画が終わり、即効パンフレットを入手。衣装欄をチェックしたところ、プラダと判明。「やっぱりかー。やっぱりプラダちゃんなのねー。」と妙に納得してしまいました。ドレスを正面から見ることができるのは、本当に一瞬なのですが、黒とシルバーグレーのグラデーション(こまかいドットのような柄)に、タイトなシルエットで正面にリボンのようなものがついていたような気がします。(あいまいですみません。ホントに一瞬なんで・・・)悲しいかな、私実はプラダのお洋服を1着も持っていません。プラダの新しいコレクションはいつもネットや雑誌でチェックして、毎回「素敵だなー」とプラダテイストには長年思い入れがあるのですが、やはり購入には至らず。うーんいつかぜーったい着てみたいと思わせる、私にとってはムリメなブランドなのです。
そう言えば、SATCの中でキャリーがバーガーをプラダに連れて行き、さらに本の印税で買ったプラダのシャツをバーガーにプレゼントして、逆ギレされ、お別れのきっかけになったというエピソードがありましたねー。プラダなんか着ていると、男運があまりよくならないのかしらね。そんな気もしますが・・・。もしかしてミウッチャってフェミニストなのかなー。と話がぜんぜん妙な方向へ行きましたが、男運がなくなろうが、一度はプラダを着てみたいと思うミキちゃんなのでしたー。
トム・フォードのスーツを着て暴れまくるダニエルは超セクシー。ちなみにメインのボンドガールとなったオルガ・キュリレンコのこの黒のドレスもプラダとのこと。スタイリッシュでセクシーなダニエルを106分堪能できます。もしまだ観ていない方は是非。(パーティシーンのプラダをも見逃さずにね)