JYJ&ユンジェペンめありのブログ -14ページ目

JYJ&ユンジェペンめありのブログ

気が向いたときになにか書くかも⁇
日記や感想、ユンジェ妄想も書いちゃうかも⁇


閲覧注意!

・こちらの記事は私個人の妄想です。
・うっすらですが大人な表現がありますので18歳未満の方(高校生含む)の閲覧はご遠慮ください。
・必ずブログ情報をお読み頂いた上でご自身の判断で読むか戻るかお決めください。

小心者でごめんなさい!
ご理解よろしくお願いします!




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彼のものになることで、僕に残された借金は帳消し、衣食住は保証された。
肌触りのよい綺麗な衣服を身につけ、誕生日や特別な日にしか食べられなかった肉が毎日食卓に並ぶ。
これまで畳に敷いた薄い布団でしか寝たことのない僕の寝床は、広い部屋に置かれた大きく柔らかいベッド。


「はっ、んぅ…っ」


ここに来た日からほぼ毎日、僕はこの男の夜伽を続けている。
このベッドの上で僕は男によってひたすら声をあげさせられ、泥の様に眠る。
昼過ぎに目を覚ませば身体中が軋んで起き上がれないことも多く、ここ数日はそのまままた夜が来て男を迎え入れる日が続いている。

こんな生活をどれだけ送っているのかはもう解らないが、この広い部屋が僕の世界の全てになりつつあるのは何となく解っている。
今まで持てなかったものを与えられる生活。
だけど唯一失ってしまったものが僕にとっては唯一の大切なものだった。

父からもらっていた愛。


「ぁっ、ぃ、く…っ、あぁっ!」

「っぅ…っ」


本来、愛があってこそ注がれるものが僕の中に放たれる。
同時に吐き出した僕のそれと、動きに合わせて繋がった場所から溢れる彼のそれ、そして2人分の汗でシーツがぐしゃぐしゃになる程この行為が続けられるのは毎日のこと。
そして僕が目覚めると真っさらなシーツに替えられているのも毎日のこと。

恐らくは潔癖性なところがあるのだろう、行為の後には必ずシーツを替えているようだ。
確かに、今僕の腰に食い込んでいる細く長い節ばった指はどことなく几帳面そうな印象を与えるな、などとどうでもいいことを思考が働かなくなりつつある意識のなかでふと思う。


「ぁ…っ、はぁっ、はぁっ」


受け入れた部分の痙攣がなかなか止まらない。
お互い荒い息を吐き出す中で定まらない視界が彼の鋭いアーモンドアイを捉えた。
僕の視線と絡み合ったときにふと細められたそれに、自分が汚らわしい存在として映し出されたくないと、何故か思っていた。

それは、この身体を汚す張本人にそう見られることを心外とする強がりからなのか。
それとも、今僕の背に触れているシーツと共に、汚れた物としてこの寝台の上から、この部屋から、そして彼の目の前から不要とばかりに排除されることを本能的に怖れるからなのか。

どちらの答えが正しいのか、知りたくなくて考えたくなくて、何も感じたくなくて、視界を閉ざし思考を追いやる。
その瞬間から、僕を取り巻くものは全て消え去り、僕がいるのは夢の中。


だから、汗で額に張り付いた前髪をよける手の感触も、夢の中のもの。

“ジェジュンア、愛してる”と囁く優しい声が聞こえるのも、夢の中のこと。

父さんが夢に出てきてくれた…そう思ったら、頬が緩んだ。
その後、いつもと違って、額にでなく唇に触れた柔らかな感触も、やっぱり夢。

ふふっ、久しぶりすぎて間違えちゃったのかな…?
思わず声をもらして久しぶりに微笑った僕をきつく抱きしめてくれた逞しい腕、厚い胸の感触も全部…全部、夢。




僕の名前はジェジュン。
僕の仕事は、たぶん……人形。

主人の思い通りになるしかない…ただ、優しい夢を見るだけの人形。



僕は夢の中でずっと、温かい腕に包まれながら、柔らかく唇を啄ばまれる合間に囁かれる優しい声を聞いていた。


「ジェジュンア、愛してる…愛しているんだ…俺を見て、ジェジュンア…」








人形の夢と… 終