池宮正信 (Masanobu Ikemiya)(ラグタイムピアニスト)
米国メイン州在住のピアニスト。有機野菜作り、有機果樹園、ソーラーエネルギー利用など、持続可能性の高い健康で平和な社会を目指し、地球に優しい自給自足・ロハスなライフスタイルを実践しながら音楽活動を行う。
オーベリン音楽院ピアノ科を首席で卒業(1970年)。インディアナ大学大学院で最優秀学生として修士号を取得(1972年)。
ピアニスト、室内合奏者、指揮者、古楽研究家、国際音楽コンクール審査員としての活動は、米国、カナダ、中南米、ロシア、ヨーロッパ、日本各地に及び、全米ラジオ・テレビ、国連本部での演奏や各地のフェスティバルを通じてアメリカ音楽、特にラグタイム(*)のトップピアニストとして確固たる存在である。
80年米国メイン州にて自ら創立したアーカディ音楽祭の音楽監督を24年間務めた。1991年国連本部から最高の音楽家(Musician Supreme)として表彰される。
テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHKBS「クラシックアワー」、TBS「百万人の第九」他、多くのTV番組に出演した。東北大震災以降”東北震災被災者支援コンサート”に3年連続出演。ラグタイム曲集「ラグタイムを弾こう!」(ヤマハミュージックメディア)が発刊されており、ラグタイムCDも多数販売されている。92年にはCD「ラグタイム・クラシックス」がグラミー賞にノミネートされた。
池宮正信 (Masanobu Ikemiya) ホームーページ: www.ikemiya-masanobu.com
(*)ラグタイム:貧しく苦しい生活の中、アメリカの黒人達が19世紀に創り出した楽しくわかり易いポピュラー音楽です。ラグタイムは当時の黒人たちの喜怒哀楽を飾り気のないスタイルで表し、彼らの心の傷を癒しました。
ジャズの源泉のひとつとも言われ、短くは「ラグ」と呼ぶ。ラグタイムの代表作は映画「スティング」で有名なScott Joplin作「ジ・エンターテイナー」 (The Entertainer / "The Sting" Original Soundtrack)