(洲崎神社①から続く)

 

 

千葉県館山市にある洲崎神社(安房国一之宮)に参拝。

 

 

拝殿に参拝した後、左側へと進んでいくと、

 

 

朱塗りの鳥居が連なる稲荷神社があります。

 

 

令和元年、房総半島を襲った台風によって洲崎神社は大きな被害を受けました。

 

その際、各地から支援が寄せられ、その寄付金によって稲荷神社の鳥居などを再建する事が出来ました。

 

 

その義援金奉納者の中には、

 

 

最近話題になっている事務所の名前も。

 

社名が変更した今となっては、旧名が残っているのは貴重かもしれませんね。

 

そんな稲荷神社の近くから小道に入り、

 

 

細い道を下っていった先にあるのが、

 

 

富士遥拝所。

 

 

目の前に広がる安房の大海原の先には富士山があり、天気が良い日には遥か遠くにある霊峰の姿が拝めるそうですが、

 

 

天気は良いはずなのに…(笑)。

 

まあ、この景色を拝めただけでも気分が癒されました。

 

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実は帰り道の方が怖い石段を下りて、

 

 

そのまま直進して海の方へ。

 

 

舗装された道を抜けていくと、

 

 

浜鳥居と呼ばれる一の鳥居がありました。

 

 

祀られている神様が海から来たという事で、参道も海の近くから始まるんですね。

 

さらに海へと近づいてみると、

 

 

何やら大きな石、というか岩のようなものが置かれていました。

 

 

鳥居も設けられて祀られているのは「神石」。

 

かつて地底の蛇が暴れた時に、それを鎮める為に竜宮から授かった石とされていて、この場所と、東京湾を挟んだ三浦半島の安房口神社に置かれているそうです。

 

安房口神社に置かれている石が「阿」、こちらの石が「吽」と呼ばれていて、二つ合わせて「阿吽」で海を守っています。