福島への日帰り旅に行った帰り道。
 
埼玉・大宮に向かう新幹線で食べる為、郡山駅で購入したのは、
 

 

郡山の老舗駅弁屋である福豆屋の「海苔のり弁887」。

 

2018年に開催された「駅弁味の陣2018」にて、最高賞『駅弁大将軍』に選ばれたのが郡山駅の「海苔のり弁」。

 

その高級版で、福島県のブランド米「ASAKAMAI 887」や地元食材を使った駅弁になります。

 

高級版といっても、通常版と200円しか変わりませんけど。

 

 

いつもは肉メインの駅弁を選びがちな私ですが、時折、こういう王道が食べたくなる時があります。

 

 

東日本で一番の「のり弁」と称される、郡山の『海苔のり弁』は全て手作り。

 

一つ一つのオカズが丁寧に作られ、ギッシリ詰められています。

 

メインとなる海苔弁の上に載せられているのは、

 

 

福島県相馬市にある潟湖「松川浦」で採れたアオサを使った、天ぷらと玉子焼き。

 

冷めた状態でも非常に味わい深く、美味しいオカズです。

 

アオサは海苔弁の中にもあって、通常の海苔弁ではオカカが挟まれているところに使われています。

 

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「子供の頃、母親が作ってくれた海苔弁を再現」というのが、この駅弁のコンセプト。

 

 

鮭の焼きハラス、だし巻き卵、ごぼうの煮物という定番オカズが並ぶ中で、県内産の牛肉を使った甘辛い煮物が良いアクセントになっています。

 

 

2011年の震災後、様々な風評被害などで価格を落としていた福島産のコシヒカリや様々な食材。

 

それを打開する為、最高級のブランド米として開発された「ASAKAMAI 887」を中心に、福島食材のレベルの高さを伝えてくれる駅弁になっています。