「駅弁発祥の地」を名乗っているのが、栃木県の宇都宮駅。
 
明治18年、上野~宇都宮を結ぶ日本鉄道の乗客向けに、竹の皮に包んだ握り飯と沢庵を提供したのが駅弁の始まりとされています。
 
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宇都宮を訪れたのに、名物である餃子も食べず、埼玉にトンボ返りした私。
 
新幹線の車内で頂こうと思い、駅の売店で駅弁を購入したものの、急激な眠気に負けてしまい、大宮駅までグッスリ。
 
結局、車内では食べられなかった駅弁を、我が家で楽しみました。
 

 

地元のブラント鶏である「いっこく野州どり」を使った駅弁です。

 

「野州」は、栃木周辺の昔の国名「下野国」の略称。

「信濃国=信州」や「上野国=上州」、「武蔵国=武州」と同じですね。

 

 

牛肉も豚肉も大好きな私ですが、それ以上に鶏肉が大好き。

駅弁も、いわゆる「鶏めし」系に弱いです。

 

 
鶏&卵のそぼろご飯に、鶏の照り焼き。
 
鶏めし系駅弁の定番組み合わせですね。
冷めていても美味しい、外れの無いコンビです。
 

 

脇のおかずは、

ふんわり柔らかい食感で、ほんのり甘口の「鶏つくね寄せ」と、

いい感じの塩加減で、甘めの味付けに慣れた舌に変化を加えてくれる「わさび菜漬け」。

 

御飯との相性が抜群な鶏つくね寄せは非常に美味しく、これだけ別売りでお土産にしてほしいくらい。

毎日のお弁当に入れたい一品ですね。

 

一方、どっしりと存在感を見せている煮卵には、全く手を付けられませんでした。

生卵や炒り卵は普通に食べられるのですが、ゆで卵、煮卵系は全く体が受け付けないんですよね。

ホテルの朝食などで卵料理を選ぶ時にも、目玉焼きではなく、スクランブルエッグ一択です。

駅弁のオカズを残すのは嫌なんですけど、どうしても食べられず…