せっかくの4連休。
 
ひさしぶりに新幹線に乗って、一泊旅行に出掛けたい。
 
しかし、東京都民が外出自粛になっているような状況で、あまり遠くまで出かけるのは気が引ける。
 
色々と思い悩んだ結果、
 
 
岐阜県まで行ってきました。
 
名古屋経由で大垣までJRで辿り着くと、そこから養老鉄道に乗り換え、4駅隣の無人駅「広神戸」へ。
 
 
今回の旅における最初の目的地までは、駅を降りてから徒歩5分ほど。
 
 
街の中を歩いていくと、大きな鳥居が見えてきました。
 
 
日本各地に数多くある日吉神社の一つです。
 
思ったよりも駅から近かったな、と思ったら、
 
 
まだまだ先でした(笑)。
 
最初の鳥居を潜ってから数分後、
 
 
今度こそ、入口にあたる惣門に到着。
 
 
一直線に伸びる参道の先に、赤い建物が見えます。
 
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こちらの日吉神社は、平安時代の西暦817年、この地に招かれた最澄によって開かれたと伝わっています。
 
なぜ、仏教の僧が神社を…と思いますが、その頃は仏と神は一体と考えていた時代。
 
この地に天台宗の寺院である善学院を建てた最澄は、近江坂本の日吉大社から四柱の神を招き、日吉神社を創建しました。
 
その44年後、最澄の弟子である円仁が、更に三柱の神を勧請。
 
合わせて七柱の神々が祀られている神社になります。
 
 
 
妙に可愛い感じの蛙が水を吐き出している手水舎。
両手と口を清め、いざ、七社を参拝。
 
 
 
「大己貴大神」が祀られている大宮。
縁結び、家内安全、厄除け等に御利益あり。
 
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「大山昨大神」が祀られた二宮。
病気平癒に御利益あり。
 
 
「湍津姫大神」の祀られた宇佐宮。
安産、縁結び等に御利益あり。
 
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「鴨玉依姫大神」の祀られた樹下宮。
子育て・長寿にご利益あり。
 
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「白山姫大神」を祀った客人宮。
長寿にご利益あり。
 
 
「大山昨大神 荒魂」を祀る牛尾宮。
良縁子授け等に御利益あり。
 
残る一社の三宮は、残念ながら写真を撮り忘れ…。
子育て長寿にご利益のある「鴨玉依姫大神 荒魂」が祀られています。
 
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全国の日吉神社では、お猿さんが神様の使いとされていますが、こちらの日吉神社にも当然、
 

 
三猿が待ち受けていました。
 
そんな猿さん達の近くに建っているのが、
 

 
国の重要文化財に指定されている三重塔。
 
仏様を祀る仏塔が神社内にあるのも、ここの成り立ちを物語っていますね。
 
今回、ここを訪問したメインの目的が、この塔を拝見する事。
 
この塔に関しては、また改めて次回に書きます。