緊急事態宣言が解除してから初めて、「趣味」としての外出を行ってきました。
まだ多くの県境を越えての遠出は控えておきたいので、まずは近場から。
天気が良かったので、東京にある『払沢の滝』を訪れ、たっぷりとマイナスイオンを浴びてきました。
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JR立川駅から土日限定で運行している「ホリデー快速あきがわ」に乗車。
終点の武蔵五日市駅を目指します。
見た目は通常の列車と変わりません。
この10両編成の列車、実は前方4両が武蔵五日市行きの「あきがわ」、後方6両が奥多摩行きの「おくたま」になっていて、途中駅で切り離されて別々の方向に向かいます。
ところが、そんな事は全く知らず、間違えて「おくたま」の方に乗り込んでしまった私。
途中駅で切り離される時になってから気付き、慌てて乗り換えました。
いつものように電車で居眠りしていたら、そのまま奥多摩に連れて行かれるところでした。
危ない、危ない…。
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JR五日市線で約20分。
終点の武蔵五日市駅に到着です。
駅を出てみると、目の前に広がる光景は、
東京の都心から1時間ちょっとで、だいぶ景色が違いますね。
地方出身の人が抱く「東京」のイメージとは少し違うかも(笑)。
まあ、私は高尾山の麓で学生生活を過ごしていたので、毎日、こんな風景でしたけど。
駅前で路線バスに乗り、15分。
何度も書きますが、ここも東京です(笑)。
流れる川に沿った遊歩道を、のんびりと歩いていくと、額にジットリと汗が滲んできました。
約1か月以上、ほとんど坂道や山道なんて歩いてこなかったので、まだ身体が順応し切れずに、すぐに息が荒くなってしまいます。
それでも、所々に置かれているベンチで休みながら歩いているうちに、だんだんと身体のエンジンも掛かってきました。
足元にウッドチップが敷き詰められているのも、だいぶ助かりました。
脚の負担を減らすクッションになって、上りも下りも楽でしたね。
周りの景色を楽しむ余裕も出てきました。
普段、人工の建物ばかりに囲まれている生活をしていると、こういう場所を歩くだけでも心身が癒されます。
途中、小さめの滝に遭遇。
もちろん、ここが目的の滝ではありません(笑)。
さらに先へと進んでいくと、視界の先に…
バス停から歩く事、10分ちょっと。
今回の目的地である『払沢の滝』に辿り着きました。
1990年に選定された「日本の滝百選」の中で、東京都で唯一選ばれている払沢の滝。
落差60メートルにもなる四段の滝で、僧侶の仏具である「払子」に似ている事から、かつては「払子の滝」と呼ばれていました。
滝に近づくにつれて冷気に包まれ、全身の汗が一気に引いていきます。
まさに「天然のエアコン」ですね。
滝壺にも近づけるのですが、前夜の雨で岩肌が濡れていたので、滑って転ぶのが怖くて断念。
というか、
石段を上り下りするだけでも、ちょっとビビり気味(笑)。
どうしても、ちょっと遠目からの写真が多くなってしまいました。
自粛生活から抜け出す一発目の外出として、最適な場所でした。
これから少しずつ身体を慣らしていって、また日本全国に出掛けていけたらいいなぁ、と思っています。
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<今日のお土産カレー>
武蔵五日市駅で購入した「ご当地カレー」。
東京でもイノシシは食べられます(笑)。