久しぶりに映画館に行ってきました。

 

今回、観に行ったのは、

 

 

 

どうせなら、ニューオープンしたばかりの池袋「グランドシネマサンシャイン」に行ってみたかったのですが、結局は近場の映画館で済ませてしまいました。

 

映画の感想は…観る前の期待値が高かったおかげで、ちょっと不満が残ります。

 

原作のボリュームが大きい映画には良くある事ですが、序盤から中盤にかけては、原作ストーリーを駆け足で繋げていくだけのダイジェスト映像みたいな感じ。

物語を表面だけなぞっただけの、非常に浅いものに感じました。

 

原作の長さを考えたら、前後編の二部作にするか、思い切って三部作にした方が良かったのでは。

 

私の後ろの座席にいた若者達は「原作と違う」だとか「ここが間違っている」なんて文句をダラダラ垂れていました。

 

有名な小説や漫画を映画化すると、そういう文句を言う人が必ず出てきますが、私としては、それは大した問題ではありません。

 

そもそも、「原作を忠実に再現した映画」なんて、作る意味無いでしょ?

表現する媒体が変わる場合、その作者(監督)が原作を解釈し直し、再構築してこそ意味があると思うので。

原作を一切変えて欲しくないと思う人は、その原作だけを見たり読んだりしていればいい。

 

という訳で、原作との比較を抜きにして、純粋に映画として面白かったかどうかを評価すると、正直、あんまり満足できなかったなぁ、と。

 

確かに3Dアニメーションは素晴らしかったものの、現在のゲーム業界なら、あのくらいの映像表現は出来そうだし、それならゲームの方が面白いと思うので。

 

終盤の展開は賛否両論あるでしょうね。

私は、はっきり言って「否」かなぁ。

それまでは子供も楽しめるストーリーだったものが、そこから突然、ゲームをプレイしていた大人達に向けた方向に急ハンドルを切ったような感じ。

もっと、純粋な娯楽作品に徹した方が良かったんじゃないかなぁ~。