JR宇都宮駅から歩いて15分ほどで到着したのは、
宇都宮市役所。
こちらの最上階、16階にあるレストランに向かいました。
「宮おばんさい やっちゃば食堂」。
以前は、その名の通り、地元食材を使った「おばんさい(お惣菜)」メニューが人気の食堂だったはずですが、現在は中華メインのメニューに変わっていました。
「横浜中華街で修業したシェフがつくる」との事ですが、それなら、横浜に食べに行った方が、我が家からは近いんだけど…(笑)。
中華の外にも、カレーや蕎麦などの基本的メニューは揃っています。
でも、せっかくなので、中華定食を注文。
開店直後に訪れたので、広めの店内は空席ばかり。
宇都宮の街を見下ろす窓際の席に座り、独りランチを開始します。
干しエビとカニ肉のあんかけチャーハンと点心のセット。
とりあえず、あんかけに入っている事の多い、ウズラの卵が入っていなくて良かったです。
点心は、海老揚げ餃子、水晶包、ザーサイ焼売の3点。
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帰り道、「関東七名城」の一つに数えられている宇都宮城跡へ。
江戸時代には、歴代将軍が日光東照宮を参詣する際の御宿所として使われました。
西暦1622年、二代将軍の徳川秀忠が日光東照宮を訪れるのに合わせ、宇都宮城主の本多正純は城の改築と御殿の造営を指示。
ところが、その改築に幕府から疑惑の目が向けられると、「秀忠が宿泊した時に吊り天井で暗殺する陰謀があった」など数々の罪状を並べられた結果、本多家は改易となってしまいます。
これが有名な「宇都宮吊天井事件」。
後の調査によって、そんな陰謀など無かった事が分かっており、権力争いに巻き込まれたというのが真相のようです。