幕末の志士軍団、新撰組の「鬼の副長」として知られる土方歳三。

 

そんな彼の銅像が、出身地である東京都日野市の金剛寺に立っています。

 

「高幡不動」の名前で広く知られている金剛寺には、土方歳三、近藤勇、沖田総司の位牌や、新撰組に関わる多くの史料が残されています。

 

 

 

北海道函館の五稜郭にある銅像は洋風軍服ですが、こちらは新撰組の装束。

五稜郭の銅像に負けず劣らず、こちにも相当のイケメンに作られています。

 

 

 

武州多摩郡日野宿石田村(現在の日野市)の農家に生まれた歳三。

 

20代になってから入門した天然理心流の道場で剣の腕を磨くと、そこで出会った近藤勇、沖田総司たちと共に、上洛する德川将軍の護衛として京都へ。

 

剣客集団「新撰組」として、尊王派や反幕府勢力を取り締まる警察的役割を果たしました。

 

 

 

隊内の規律維持に厳しく、掟を破る者は誰でも許さない姿勢から「鬼の副長」の異名をとった一方で、面倒見の良い兄貴分的な存在でもあったようです。

 

江戸幕府が倒れ、新政府軍との戦いに敗れて京都を追われた新撰組が分裂しても、旧幕府軍に忠義を尽くし、最期まで戦い続けた歳三。

 

関東・東北を転戦した後、北海道の五稜郭にて最期を遂げました。

 

農家の出身ながら、最期は「武士らしい武士」になった歳三。

滅びゆく事を悟りながらも、己の信念を貫いた姿は、まさに日本人好みの「美学」ですね。

そのイケメンぶりもあって、人気の高さも頷けます。

 

 

まだ五稜郭には行った事が無いので、是非、そちらの歳三像も観てみたいです。

 

 

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