東京有楽町「交通会館」にある様々なアンテナショップを巡り、各地の地サイダーを飲んでいく企画の続きです。
地下一階への階段を下りると、すぐ横にあった店舗が、
「THE 博多」という事で、福岡県のアンテナショップです。
過去、福岡は電車で通過しただけで、まだ観光をした事がないんですよね。
ここで購入した炭酸飲料は、
博多山笠で有名な櫛田神社にちなんだ「櫛田じんじゃーえーる」。
擦った生の生姜が底に沈殿している、本格的なジンジャーエール。
なかなかの辛口で、最初は喉がヒリヒリしますが、次第に慣れてくると爽やかに感じられて、一気に飲み干せました。
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地下一階で2軒目に立ち寄ったのは、
和歌山といえば梅の産地、というのが最初に思い浮かびますが、ここで購入したサイダーは梅味だけではありません。
ちょっと小さめのサイズの瓶に入ったサイダー3種類を購入。
それぞれのラベルに描かれている鳥は、サッカー日本代表のエンブレムにも描かれている、熊野大社の八咫烏(ヤタガラス)。
まずは、和歌山の名産品として有名な梅とミカンを使ったサイダーからテイスティング。
まあ、予想通りに酸っぱい味わいですが、非常に飲みやすいサイダー。
続いて、初めて見た柑橘類「じゃばら」のサイダー。
柚子やカボス系特有の、青臭い酸っぱさが口に広がります。
『じゃばら』は『邪気を払う』という意味があるそうで、含まれている成分は花粉症などのアレルギーにも効果があるんだとか。
そして、和歌山の名産品である梅干しにも使われている「赤紫蘇」のサイダー。
「梅」とも「じゃばら」とも異なる、紫蘇独特の酸っぱさ。
とりあえず、紫蘇や大葉などの香りや味がダメな人は、きっと飲めないでしょう。
さすがの私も、飲み干すまでに少し時間がかかりました。
まあ、三本連続で炭酸飲料を飲んできたから、という事もありますけど(笑)。
三本とも国産の原料とクエン酸などが加わっているだけで、人工の添加物は使われていないので、非常に健康的。
疲労回復にも効果があるそうなので、疲れている夜に飲むのも良いかも。
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最後に訪れたのは、
富山県のアンテナショップ。
とりあえず、ます寿司&ぶり寿司を購入しつつ、こちらのサイダーも入手。
有名なラーメン「富山ブラック」のサイダー版ですね。
真っ黒な色を見る限り、嫌な予感しかしないのですが…(笑)。
とりあえず、飲んでみました。
キャップを開け、まずは匂いを嗅ぐと…ほのかに漂う醤油の匂い。
そして、一口飲んでみると…
…あれ、結構普通のサイダーじゃない?
飲んだ直後にはそう思ったものの、喉を通った直後には…
…うっ。
口の中に残ったのは、塩辛い醤油と、スパイシーな胡椒の味。
そして、微妙に漂う魚介系の出汁の味。
まさに、濃い味の醤油ラーメンのスープを、炭酸で割った味です。
富山に行った時に、ラーメンの方の「富山ブラック」も食べましたけど、まさに同じ味。
好きな人はハマり、嫌いな人は受け付けない、人を選ぶ味ですよね(笑)。
ラベルには「やみつきになる味」とありますが、とりあえず私は無理かなぁ…。