岡城 中編から続く

 

 

見晴らしの良い岡城本丸で、しばしの休息…。

 

 

しかし、駅で借りたレンタサイクルの返却時間の問題もあって、そんなにノンビリしてばかりはいられません。

 

これだけ眺めが良いという事は、それだけ高い場所にいる事であり、帰り道は、それだけの高さを下りていかなければならないという事。

 

20分くらい身体を休めた後、本丸を去った私は、来た道を途中で戻ると、そこから横道に入って「西の丸」方面へ。

 

 

江戸時代に城が拡張され、家老屋敷などの武家屋敷が多く建てられていた「西の丸」。

 

 

 

 

 

石垣や石壁が多く残されていて、その間を歩いていると、まさに城跡を歩いている実感を強く感じられます。

 

 

 

草の茂り具合、苔の生え具合が良い感じですね~。

 

 

 

途中で道に迷いかけ、ちょっと焦りましたが、何とか「近戸門」跡に到着。

 

 

かつて城下町に通じる門だった「近戸門」を通り、下山を始めたのですが…

 

ここからが、また一苦労。

 

 

舗装のされていない坂道は、まさに山道。

 

そこそこの急角度で、気を抜くと転びそうなので、スピードを出し過ぎないように踏ん張りながら下りていくのが大変です。

 

 

もう少し若ければ、思い切って駆け降りたいところですが、それを現在の身体でやると、かなりの確率で足がもつれて転びます(笑)。

 

 

この道、下りていくのも大変ですが、逆に登るのは…出来れば避けたい部類の道です。

 

  

 

 

岡城のような山城が難攻不落を誇っていた理由の一つとして、城に辿り着くまでに体力を大きく削ぎ落されてしまう部分も大きかったんでしょうね。

 

 

 

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