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GW期間に遠出が出来なかった代わりに、その1週間後、九州の佐賀まで旅行してきました。
ところが、残念な事に、ちょうど南方から台風が接近している時期に当たってしまい、わざわざ台風の方へと近づいていく形に・・・。
旅行の計画を立てたのが先で、後から勝手に台風が涌き出してきたので、まさに運が悪いとしか言いようがありません。
現地で雨に降られるのは仕方ないと諦めつつ、行き帰りの飛行機が無事に飛んでくれるのか、それだけを心配しながら旅行当日を迎えました。
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2015年5月11日(月)
東京と佐賀空港を結ぶ飛行機は、羽田空港から出るANA便か、成田空港から出るLCCの春秋航空便のみ。
我が家からは羽田空港の方が近いので、空港までの交通費・移動時間を考えるとANAですが、航空チケット代金は春秋航空の方が圧倒的に安価。
1日1便しかなく、しかも午前11時過ぎの出発ですが・・・まあ、受け入れましょう。
4月にオープンしたばかりのLCC専用第3ターミナルにも興味があったので、久しぶりに成田空港からの出発を選択しました。
埼玉県の我が家近くの駅から空港直行のリムジンバスに乗り、千葉県の成田空港まで約2時間半。
正直な話、やっぱり長かった(笑)。
新幹線で2時間半も乗れば、そこそこ遠くまで行けちゃいます。
リムジンバスは成田空港の第1ターミナル、第2ターミナルと順番に停車して、ほぼ満員だったバスの車内からは次々に乗客が降りていきました。
そして、第3ターミナルに到着した時には、バスの車内には私、一人だけ。
どうやら私の住んでいる地域では、まだまだLCCの旅は普及していないようです。
第1、第2ターミナルに停車する時は、建物の出入り口の前で停車してくれますが、第3ターミナルだけは、ちょっと離れたバス乗降場で降ろされて、そこから徒歩で空港へ。
第3ターミナルがオープンした時、TVで何度も繰り返し流れていた光景が、今、目の前に。
天井や壁はコンクリート剥き出し、鉄骨や換気パイプなども露出していて、まるで建設中のビルか、何かの工場、もしくは大きな倉庫を訪れたような印象を受けました。
出発・到着便の時刻や行先を告げる電光掲示板も、ちょっと大きめのTVくらいのサイズ。
場内の案内表示も必要最低限に抑えられ、また広告関係も少ないので、よく言えばシンプルで機能的、悪く言えば殺風景で不親切でしょうか。
成田第3ターミナルを使用しているLCCは、春秋航空の他に、ジェットスター、チェジュ航空、バニラエアの合計4社。
ちなみに、同じLCC仲間のピーチは、利用者が多いのか、資金が多いのか知りませんが、一社だけ第1ターミナルを使用しているとの事。
春秋航空のカウンターを訪れると、チェジュ航空のカウンターと隣り合っていた為、周囲は中国語と韓国語が飛び交う濃厚なアジアンの空気が流れる状況。
しかし、その大半は中国・韓国に向かう国際線の利用客で、佐賀に向かう便に乗るのは日本人が大半でした。
カウンターで荷物を預け、搭乗手続きを済ませると、まだ出発時間まで余裕があったので、フードコートで遅めの昼食。
よく大型ショッピングモールにあるようなフードコートで、手軽に手早く食べられるものが主になっているようです。
手荷物検査場を抜けると、出発ロビーはすぐ近く。
出発時間になると、乗客は全員バスに乗せられ、搭乗機の近くまで運ばれていきました。
とても台風が近付いているとは思えない快晴ぶりです。
LCCの特徴であり、初めて乗る人が不安に思う点としては、「荷物の重量制限」と「座席の狭さ」。
荷物の方は、もともと着替えと洗面道具くらいの簡素な荷物しか持ち歩かない私には関係ない話でしたが、問題は座席の方。
何しろ、無駄に図体だけは大きく、身長180センチオーバー、体重100キロオーバーの身体ゆえに、ちょっとばかり不安は抱いていました。
実際、乗ってみますと・・・