現在、「日本100名城」の全城訪問を目指している私ですが、
まだまだ先は長く、半分にすら程遠い状況です。
出来る限り、1ヶ月に1度は旅行に出たいとは思っているのですが、
週5日は真面目に働く生活だけに、なかなか長い休みは取れません。
北は東北、西は名古屋辺りまでなら、
何とか週2日間の休みを生かし、一泊旅行も行けますが、
それより西の地方に行くには、一泊二日だと少し厳しい……。
という訳で、3連休が2回もあった9月は、個人的には非常に嬉しい月でした。
今回の旅は、石川県。
今年1月に福井県に行った時以来の北陸地方です。
私が住んでいる場所から新幹線で北陸地方に向かうには、
主に3つのルートがあります。
まず、東海道新幹線で米原、もしくは名古屋まで西に向かい、
そこから北上するルート。
2つ目は、上越新幹線で新潟県の越後湯沢まで北上し、
そこから日本海沿いに西へと向かうルート。
そして、長野新幹線で長野県まで行き、更に在来線で北上するルート。
米原・名古屋経由の「西回り」ルートは、
福井に行った時に結構時間がかかった印象だったので、今回は回避して、
越後湯沢経由の「東回り」ルートで向かう事となりました。
まあ、あと数年も経てば、北陸新幹線が金沢まで繋がるらしいので、
そうなれば、かなり旅路も楽になりますね。
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駅を出ると、いきなり目の前に見えるのが、
ガラス天井のドーム状になっているドーム状の広場と、巨大な門構え。
この門は、雅楽の鼓をイメージした「鼓門」というそうです。
駅前から伸びる大通りを進み、賑わう商業エリアを歩く事、十数分。
近代的なビルや建物の間に、いきなり見えてきたのが、こちらの建物。
あきらかに海外の影響が感じられ、キリスト教の教会のようにみえる建物ですが、
こちらは尾山神社の神門。
加賀百万石の礎を築いた前田利家と妻のお松、いわゆる「利家とまつ」を祀った神社です。
夕方から夜に訪れると、門の上階にあるステンドグラスに明かりが灯り、
なかなか綺麗な光景らしいです。
門は西洋風でしたが、境内から本殿は普通の神社でした。
境内の脇にあるのが、この「金鯰尾兜」。
このナマズの尾の形をした兜は、
前田利家、その息子の前田利長、
そのライバルだった蒲生氏郷が着用していた兜として有名です。
そして、その兜の持ち主の騎馬像が、すぐ側に。
大きな袋を背負い、長槍を手に持った騎馬像は、
和風のサンタクロース……ではなくて(笑)、
前田利家公の像です。