①人間ドックから②視察団へのブリーフィング、それから③企業とのミーティングを経て、最後に④懇談会と、多忙な一日が終わりました。
とはいえ、それぞれのスケジュールの合間には隙間時間もたっぷりあったので、時間の合間に仕事のメールを返信したり、あるいは、来年1月に予定しているイタリア視察のスケジュールを企画したりと、なかなか充実した一日であったことも事実。
①人間ドックでは、特に異常もなく、体重についても「何をしてここまで体重が落ちたんですか?」と検査医にもきちんと驚いてもらいました(笑)
それはさておき、②視察団へのブリーフィングでは、仕込んでいたネタをきちんとツボにはめることに成功して、これまた大満足。
ブリーフィングやプレゼンテーションを求められた場合に、その中で、私が大事にしたいのは「笑い」。
私の性格上、実施時間中、ずっと真面目一徹で続けられないというのもあるのですが、ブリーフィングやプレゼンテーション後も、相手と率直に意見交換をしやすい雰囲気を作るためには、「くすり」という笑いではなく、「わはは」と大きな声で笑えるようなエピソードを盛り込むことを意識しています。
というよりも、時には、ブリーフィングやプレゼンテーションの内容よりも、その笑いのネタの方に力を入れることもあるので、何の笑いもなく終えてしまうと、そちらの方が真剣に落ち込むことさえあります。
だけど、それに成功した場合は、ブリーフィングやプレゼンテーション終了後に、非常にリラックスした雰囲気になるので、活発な意見交換が行われることが多いです。
初対面の人とは「最初の5分で関係構築」を目指している私にとっては、まずは笑いでお互いの防御網を除去することを意識的に仕掛けているんです。
だから、私がしょうもないことを言っていても、まずは笑ってお付き合いください。
ちなみに、③企業とのミーティングでは、基本的には真面目な意見交換(交渉)なのですが、こちらはあえて意図せずとも、時折ネタを披露する自分の姿が。
ここは、仕掛けというよりも、多分に自分の性格に由来する部分かと。
最後の④懇談会は、一応ファンミーティングということでしたので、こちらは全力で、己の黒歴史を含めたネタを披露させていただきました。
結果、ドン引きされて、ファンを失うことになるリスクもありますが、そんな生き方しかしてこなかった己の不徳のいたすところということで。
とはいえ、話の内容の大部分は、相変わらず変化のない行政の超然主義に対する不平・不満。
自治体や部署によっては、きちんと地域の住民や企業と向き合って、その意見や要望を聞きながら、課題整理して、解決策を積み上げようという意識や取組が以前よりは進んできていると、私は感じています。
だって、私のような輩の話を聞きたい、あるいは、手法を取り入れたいというリクエストが増えているので。
しかし、それも、やはり地域的にバラツキがあるのが実態。
意識の高い地域には先駆的な取組を行っている住民や企業があり、彼らと行政との間で、良好な関係が築かれていることが多いのですが、そのレベルに到達してない地域では、行政は「補助金を出して終わり」、「民間に丸投げして終わり」、という旧態依然の施策を未だに続けています。
話を聞きながら、「早くプロジェクト・マネジメントの手法を体系的に行政組織に導入することを急がなければならない」という、自分自身の問題意識の再確認はできたのですが、聞けば聞くほど最悪のマネジメントで、「馬鹿な行政でごめんなさい」と行政を代表して謝っておきました。