久しぶりに会員制情報サイトであるForesightの記事投稿。

 

最近は「#373る」運動で、ローカルニュースを中心に記事投稿していましたが、国際情報に関する記事もたまには投稿してほしいというリクエストがありましたので、国際情報のニュースを。

 

本日は、『ワイン生産「最古」認定で覚醒する「ジョージア」の誇り』(https://www.fsight.jp/articles/-/44142)という記事。

 

昨年、ギネス世界記録がジョージアワインを世界最古のワインと認定したことにより、国のアイデンティティと民族の誇りを与えた政治的意味合いについて書かれた記事です。

 

これを読んで、興味深かったのは、ジョージアワインがアイデンティティたる理由として挙げられた3つの要素。

 

  1. 世界最古の8000年の歴史=歴史性
  2. 500種を超える葡萄の固有種=多様性
  3. グベブリ(ワイン造り用の素焼きのカメに入れて自然発酵させる製法)=独自性

酒は人類が誕生した時から共にあり、歴史においても、酒にまつわるエピソードは欠かせない「人類の友」であります。

 

だからこそ、古今東西を問わず、上記3要素を兼ね備えた酒というのは、人々に愛されるんだろうなと思います。

 

鹿児島の焼酎も、苦しい状況にはありますが、こういう時だからこそ、焼酎を単なるアルコール飲料としてのマーケティングではなく、民族のアイデンティティや誇りの水準まで昇華できるようなブランディングを図るべきだと思います。

 

その観点からジョージアワインの取り組みは参考になる点が多いと思いました。