本日と明日の2日にわたり、事業概要説明のため、関係先10件を一気に回ります。

 

30分刻みの細かなスケジュール運営ではありますが、事業趣旨の説明に終わるだけではなく、相手方の問題意識や今後の進め方に対する意見・要望も聞きながら進めたいと考えていました。

 

今回の訪問先は、行政機関だけでなく、経済団体も含まれていたのですが、そこで感じたのは行政と民間の意思決定のスピード感の違い。

 

恐らく、「多忙さ」という点では、行政・民間問わず、トップにいる人物にとっては大差ないとは思うのですが、行政の場合は「お伺いを立てます」ということで、「返答には暫く時間を要します」という回答。

 

一方、経済団体においては、「現在、トップは出張中ですが、メールを送って、意向を確認します」という回答。

 

すると、当日中には「確認できました」という返事をいただくことできました。

 

多分、多くの住民や企業が不満に思っているのは、このようなスピード感の欠如にあるのかなあという気がします。

 

拙速な意思決定も不利益をもたらすことはありますが、他方で、意思決定を先送りすることの逸失利益も小さくはないと思います。

 

迅速かつ的確な意思決定を行うのに、ICTをもっと積極的に活用する方法もあるとは思うのですが、この点は、どうも旧態依然とした手法に頼っているような。

 

なお、私は外勤中は、確認しなければならない資料があったり、部下から相談事案があったりした際には、喫茶店等に駆け込み、常に携帯しているiPad Pro(スマートキーボード付き)で、なるべく早く処理するようにしています。