「昨夏のロンドン世界選手権で、自分自身、公務員と両立しながらやれることはやってきたつもりですが、あと一歩で入賞に届きませんでした。自己ベストも5年間更新していません。私は頼まれたサインには、『現状打破』と書いているんですけど、自己矛盾を感じていたんです。自分は『現状維持』ではないか、と。

 

このように語って、公務員からプロへと転換を図ったのが、「公務員ランナー」として有名となった川内優輝(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180423-00010001-sportiva-spo)。

 

「二足の草鞋」でも世界のトップレベルと闘うことができることを証明してくれましたが、それでもどこかで限界を感じていた様子。

 

マラソンランナーのピークがいつかはわかりませんが、32歳になってからの転身というのは、大きなリスクを抱えての「賭け」に近い判断だと思います。

 

このような記事を読むと、ついつい自分の身に置き換えてしまいます。

 

「自分は、今、ベストを尽くしているか?」

 

「保身に走って挑戦することを忘れてないか?」

 

「現在の取組の延長線上に『未来』はあるか?」

 

仕事は前向きに、失敗するのであれば、前のめりに倒れないと思いました。