行程:フィレンツェ→ピサ→フィレンツェ
歩行距離:14.38km

今朝のフィレンツェは曇り。

朝は最初に、中央市場(メルカート・チェントラーレ)へ。

何を買うというわけではないのですが、やはり何でも揃っている市場は、行くだけで「何か面白いものがあるかもしれない」とワクワクしますよね。

今回も、面白い商品、例えば、フルーツ味のバルサミコ酢クリームを入手。

ヨーグルトに混ぜてみたり、パンに付けてみたりと、食べ方を研究してみます。

メルカートには3回来たことがあったのですが、今回、初めて2階に行ってみました。

フードコートになっており、ここで食事をしてみるのも良いかなという気がします。

 
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メルカートの後は、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局へ。

こちらは薬局ですが、入店した雰囲気は、明らかにブランド品店。
 
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というのも、義母や妻から頼まれた石鹸を購入しに来たのですが、たかが石鹸と侮るなかれ。

1個あたり8〜20€(≒1000〜2600円)。

今回は8個の石鹸を買って、99€(≒13000円)。
 
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繰り返しますが、石鹸です。

もともと石鹸や薬などは、中世時代には、知識や情報を独占していたカトリック教会の独占・専売品であったわけです。

こちらの石鹸も、中世から何百年もの間伝授されてきた製法で、教会内に販売店を設けて、販売されている商品です。

何も私だけが奇特な購買者というわけではなく、世界中の観光客が、こちらの教会の石鹸や化粧品、香水などを求めてやって来ます。

商品のブランド化に当たり、歴史と文化が如何に大事かを考える素材になりそうです。

買い物を終えたら、午前中のうちに鉄道に乗ってピサへ移動。

今回のピサ訪問の目的は、ピサで進んでいるリノベーションの様子を見ること。

行って驚いたのは、大聖堂(ドゥオモ)だけでなく、大学や住宅にまでリノベーションが行われていること。
 
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メディチ家のアルセナーレ(造船所)博物館も観るつもりだったのに、こちらもリノベーション中で視察できず。

本当に街全体がリノベーションを行なっていると言っても差し支えない状態です。
 
アルノ川沿いに並ぶ建築物が全体的に調和がとれていて、フィレンツェに負けず劣らず美しかったです。

美しい街には多くの観光客が集まるようで、静かな大学都市には、今日も世界中から観光客が訪れていました。
 
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